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ところで「山鹿灯籠まつり」と聞くと、今日では頭上に金灯籠を戴く女性たちが踊る「山鹿灯籠踊り」をイメージする方が多いと思うが、実はそうなったのは昭和29年に「山鹿灯籠踊り」が生まれて以降のこと。それまでは、山鹿の町の衆が作った「寺社仏閣」「城郭」「屋敷」その他さまざまな物を模した紙細工の灯籠を「ハーイ、トウロウ」の掛け声とともに運び、大宮神社に奉納する「上がり灯籠」が目玉の行事だった。現在はすべて灯籠師と呼ばれる職人たちによって作られているが、昔は奉納する町の衆自らの手で作っていたという。灯籠を奉納する「山鹿灯籠まつり」とは別に、お盆には「盆踊り」も行われていたが、「山鹿灯籠踊り」として再構成され、当初は「山鹿盆踊り」という名称で行われていたという。
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奉納される灯籠
▼「山鹿灯籠踊り」では次の三曲が踊られる。
再放送中の連ドラ「オードリー」に出演している藤山直美さん(役名はわかりませんが)
実家での盆踊りシーンで頭に灯篭をつけて踊っていました。
哀愁を帯びた曲調とともに覚えていたのですが山鹿灯篭踊りだったでしょうか。
それは残念でしたね。
>それまでは、山鹿の町の衆が作った「寺社仏閣」「城郭」「屋敷」その他さまざまな物を模した紙細工の灯籠を・・・
ほ~っ、そんなことでしたか!
>当初は「山鹿盆踊り」という名称で行われていたという。
興味深いです。
動画では初めて聞く「米原長者口説き歌」というのが面白いです。
検索したらたくさんの動画が出てきました。
さて1000人のひとたちが踊るリハーサルってある気もしますが、これは想像を絶しますね。
各所で練習した踊りをぶっつけ本番でやるのかな、とも想像しますが、どうなんでしょう?
有難うございました。
「オードリー」では藤山直美さん演じる君江の故郷が熊本・山鹿で、たしか一時、ヒロインの美月を山鹿へ連れて帰るんでしたね。20年以上も前のドラマですのでだいぶ忘れかけていますけどね(笑)
古墳時代の景行天皇九州巡幸に起源があるといわれていますが、祭りらしい形が整ったのは室町時代ともいわれています。それほど古い祭りではありますが、全国に知られるようになったのは昭和29年に「山鹿灯籠踊り」ができ、そちらの方がメインになってからです。ですからある意味新しいまつりともいえます。
「阿波おどり」も戦前は「阿波盆をどり」と呼んでいたらしいですね。
「米原長者口説き歌」は歌も面白いですが、もとになった伝説が実にドラマチックで面白いですよ。
「千人灯籠おどり」は全員が一堂に会するのは本番の時だけで、グループや個人がそれぞれ練習していると思います。練習用のビデオなどもありますしね。