先日、車で明午橋通りを味噌天神方面へ向かって走っていた時、新屋敷の大井手をわたるところで信号停車した。ふと大井手の方に目をやると川端柳が見えた。近頃、川端柳を見る機会が減った。昔はもっと川や井手沿いに多くの川端柳が植わっていたものだが。この大井手沿いには辛うじて昔の風情が残っている。
そんなことを考えているとつい「東雲節」の一節が口をついて出る。
「♪ なにをくよくよ川端柳 こがるるなんとしょ」
これは坂本龍馬の作とも高杉晋作の作ともいわれる都々逸である。「柳に風」なんていうことわざもあるが、要するに「しなやかに おだやかに生きましょう」ということを言っているのだろうと勝手に解釈している。この歳になると妙にその言葉が胸に染みるのである。
この都々逸は、熊本ゆかりの俗謡「東雲節(ストライキ節)」にも歌い込まれていてなじみ深い。
〽なにをくよくよ川端柳 こがるるなんとしょ
水の流れを見てくらす
東雲の暁の鐘 ごんとつきゃ辛いね
てなことおっしゃいましたかね
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大井手の川端柳(金剛寺の裏あたり)
そんなことを考えているとつい「東雲節」の一節が口をついて出る。
「♪ なにをくよくよ川端柳 こがるるなんとしょ」
これは坂本龍馬の作とも高杉晋作の作ともいわれる都々逸である。「柳に風」なんていうことわざもあるが、要するに「しなやかに おだやかに生きましょう」ということを言っているのだろうと勝手に解釈している。この歳になると妙にその言葉が胸に染みるのである。
この都々逸は、熊本ゆかりの俗謡「東雲節(ストライキ節)」にも歌い込まれていてなじみ深い。
〽なにをくよくよ川端柳 こがるるなんとしょ
水の流れを見てくらす
東雲の暁の鐘 ごんとつきゃ辛いね
てなことおっしゃいましたかね
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大井手の川端柳(金剛寺の裏あたり)