●巨人 0-3 中日○ (勝ち投手 チェン、セーブ 岩瀬、負け投手 内海)
先発投手は僕の予想通り、中日 山本昌、巨人 内海でした。5回、2アウトランナー無しから森野にヒット、さらに谷繁の高橋由伸のグラブをはじく大飛球(記録は2ベース)で1点を先制。6回に和田の犠牲フライ、9回に谷繁がクルーンからタイムリーヒットで1点ずつを追加し、投げる方は、山本昌-チェン-鈴木-岩瀬の4人の投手リレーで、巨人打線を2安打完封でした。
今日は、3連勝中の中日と4連敗中の巨人のチーム状態(勢い)の差が出た試合でした。この試合の最大のポイントは、5回の攻撃で、2アウト1塁からの谷繁の大飛球は、高橋由伸がキャッチしていればファインプレーで、巨人に流れが傾きそうな打球でしたが、紙一重のところで、高橋のグラブをはじき、ドラゴンズへ流れをもたらす2ベースになりました。巨人のチームの状態(勢い)が良くないことを証明した1プレイになってしまいました。また、逆にチーム状態(勢い)が良い時には、チャンスをつかむ選手が出てくるもので、2回裏にアクシデントで退いた山本昌の後を投げたチェンが5回3分の2を無失点に抑え、来日初勝利を収めました。今季初登板の機会を見事に生かしたチェンの今後の飛躍を期待します。
200勝を目指し、今季は背水の陣で臨んだ山本昌にとっては、今日のアクシデントによる降板は、今後に不安を残しそうです。ただ、ファンとしては200勝を期待しているので、何とか次の登板機会でチャンスをつかんでもらいたいものです。
今日は、巨人の現在のチーム状態に助けられた1勝ですが、勝ちは勝ちです。明日のためにも、「勝って兜の緒を締めよ」です。
明日も頑張れ!ドラゴンズ! (文中 敬称略)