9月11日(木)
射水市働く婦人の家・友の会主催の”宇奈月町の二か所の寺院の天井絵鑑賞と、
黒部市生地の「名水」散策”のバスツアーに参加しました。
まず最初は、浄土真宗・白雪山・善巧寺

境内の大銀杏は、樹齢300年ほど
白雪山・善巧寺は、平成24年、親鸞聖人750回忌大遠忌の節目に
内陣の天井画が131年ぶりに新調されました。
中央の深いブルーを基調に、なじみ深い立山連峰が360度連なっています。
その周りには、極楽浄土の共命鳥と鳳凰が羽を広げ、富山で観られる花木28枚が
配置されています。
内陣の天井画

ブルーの立山連峰

富山県内の花木28種類が描かれています

桔梗の絵や極彩色の欄間や柱は、明治11年建立当時のままです

鮮やかな天井画と、柱や仏具の金色や極彩色の豪華さにしばし見とれていました。
豪華な内陣の中まで入って見せていただけたのでした。

天井画の作者は、日本画家の清河恵美さん(宇奈月町在住)です。
内陣の天井画以外は、明治11年建立当時のものです。
又、ここ善巧寺は、「ゆきんこ劇団」でも有名なお寺さんでした。
次に訪れたのは、曹洞宗・五雲山・全龍寺

緑の苔が美しい境内に建つ鐘楼

鐘楼の前に石ダルマが・・・

7年前の平成19年に、、鐘楼を建立する際、開山堂の天蓋を外したところ、
36歌仙の天井画が現れたのです。

この寺院は、寛政2年(1790年)の火災を免れたお寺です。
36歌仙とは、藤原公任の「36人撰」に載っている和歌の名人36人の総称です。
歌人たちの代表歌が記され、その歌を詠む姿が描かれています。

しかし、いつごろ描かれたのか、作者は誰なのか、解っていません。
現代の天井画と古い時代の天井画、どちらもとても珍しい天井画のような気がしました。
続いての行く先は、黒部市生地(イクジ)の”清水の里”巡りです。
生地漁港の”魚の駅「生地」”の「できたて館」で昼食をいただきました。
生地漁港の獲れたてお魚のお造りや、お味噌汁は、とてもおいしかった。
昼食後は、町のあちこちに湧き出ている”名水”を訪ねて、マップを片手に散策しました。
”清水の里”の清水は、3000m級の北アルプスの山々から流れ出てくる黒部川の
豊かな水が地下水になり、この生地(イクジ)で湧き水となったのです。
この地下水は「しょうず」とよび昔から飲み水、炊事、洗濯、食べ物の冷やし場所などに
利用され、生活になくてはならないものとして愛用され、町の人達の手で守られています。
昭和60年、環境庁から「全国名水百選」の指定を受けました。
マップによると、清水が湧き出ている場所は、生地には20か所もあるのです。
私たちは、そのうちの7か所の清水を飲んできました。
最も日持ちが良いと言われる「弘法の清水」

こんこんと湧き出る清水

冷たくておいしい清水は、それぞれ名前が付けられ、ほんの少し
味に違いがあるように感じました。
最も違いが判ったのは、「岩瀬家の清水」でした。

老舗の酒造会社「皇国晴酒造」の敷地で湧き出ている清水が、わずかに塩味を感じる水でした。
井戸の周りが茶色くなっているのは、塩分が含まれているからでしょうね。
この町のどこの清水でも自由に水を汲むことができます。
散策の最後に、「弘法の清水」を2Lと「岩瀬家の清水」を2L汲んで持ち帰りました。
秋晴れの穏やかな一日でした。
青い空と海、白い漁船が美しい生地漁港

射水市働く婦人の家・友の会主催の”宇奈月町の二か所の寺院の天井絵鑑賞と、
黒部市生地の「名水」散策”のバスツアーに参加しました。
まず最初は、浄土真宗・白雪山・善巧寺

境内の大銀杏は、樹齢300年ほど

白雪山・善巧寺は、平成24年、親鸞聖人750回忌大遠忌の節目に
内陣の天井画が131年ぶりに新調されました。
中央の深いブルーを基調に、なじみ深い立山連峰が360度連なっています。
その周りには、極楽浄土の共命鳥と鳳凰が羽を広げ、富山で観られる花木28枚が
配置されています。
内陣の天井画

ブルーの立山連峰

富山県内の花木28種類が描かれています

桔梗の絵や極彩色の欄間や柱は、明治11年建立当時のままです

鮮やかな天井画と、柱や仏具の金色や極彩色の豪華さにしばし見とれていました。
豪華な内陣の中まで入って見せていただけたのでした。

天井画の作者は、日本画家の清河恵美さん(宇奈月町在住)です。
内陣の天井画以外は、明治11年建立当時のものです。
又、ここ善巧寺は、「ゆきんこ劇団」でも有名なお寺さんでした。
次に訪れたのは、曹洞宗・五雲山・全龍寺

緑の苔が美しい境内に建つ鐘楼

鐘楼の前に石ダルマが・・・

7年前の平成19年に、、鐘楼を建立する際、開山堂の天蓋を外したところ、
36歌仙の天井画が現れたのです。

この寺院は、寛政2年(1790年)の火災を免れたお寺です。
36歌仙とは、藤原公任の「36人撰」に載っている和歌の名人36人の総称です。
歌人たちの代表歌が記され、その歌を詠む姿が描かれています。

しかし、いつごろ描かれたのか、作者は誰なのか、解っていません。
現代の天井画と古い時代の天井画、どちらもとても珍しい天井画のような気がしました。
続いての行く先は、黒部市生地(イクジ)の”清水の里”巡りです。
生地漁港の”魚の駅「生地」”の「できたて館」で昼食をいただきました。

生地漁港の獲れたてお魚のお造りや、お味噌汁は、とてもおいしかった。

昼食後は、町のあちこちに湧き出ている”名水”を訪ねて、マップを片手に散策しました。

”清水の里”の清水は、3000m級の北アルプスの山々から流れ出てくる黒部川の
豊かな水が地下水になり、この生地(イクジ)で湧き水となったのです。
この地下水は「しょうず」とよび昔から飲み水、炊事、洗濯、食べ物の冷やし場所などに
利用され、生活になくてはならないものとして愛用され、町の人達の手で守られています。
昭和60年、環境庁から「全国名水百選」の指定を受けました。
マップによると、清水が湧き出ている場所は、生地には20か所もあるのです。
私たちは、そのうちの7か所の清水を飲んできました。
最も日持ちが良いと言われる「弘法の清水」


こんこんと湧き出る清水

冷たくておいしい清水は、それぞれ名前が付けられ、ほんの少し
味に違いがあるように感じました。
最も違いが判ったのは、「岩瀬家の清水」でした。


老舗の酒造会社「皇国晴酒造」の敷地で湧き出ている清水が、わずかに塩味を感じる水でした。
井戸の周りが茶色くなっているのは、塩分が含まれているからでしょうね。
この町のどこの清水でも自由に水を汲むことができます。
散策の最後に、「弘法の清水」を2Lと「岩瀬家の清水」を2L汲んで持ち帰りました。
秋晴れの穏やかな一日でした。
青い空と海、白い漁船が美しい生地漁港
