9月3日(木)~4日(金)、1泊で長野県白馬八方尾根から登る
「唐松岳」へ、夫と2人で登ってきました。
8月中旬以降、毎日「山のお天気」をネットで検索していましたが、
”「A」=登山に適する”の印が2日間続く日がほとんどありませんでした。
ようやく9月3、4日が、ほぼ大丈夫だろうとの予想から出かけましたが、
どうだったでしょうか?
第一日目 : 9月3日(木)
自宅~北陸自動車道・小杉IC~糸魚川IC、国道148号線糸魚川~白馬村
八方駅~ゴンドラリフト・兎平~アルペンクワッドリフト・黒菱平~
グラートクワッドリフト・八方池山荘~八方池~唐松岳頂上山荘~唐松岳山頂
4:00 車で自宅を出発、北陸自動車道から国道148号に入り、
6:30~7:00 道の駅小谷(オタリ)で朝食
7:30~8:00 八方第3駐車場(無料)で、登山スタイルに切り替える
駐車場からゴンドラリフト八方駅まで約10分ぐらい歩く。
登山シーズンも最盛期を過ぎているせいか、村の中はひっそりとしていました。
ゴンドラリフト八方駅(標高/770m)で、八方アルペンライン乗車券(往復)と
八方温泉セット券(3,350円/人)を購入し、6人乗りゴンドラリフトに乗り込む。
青空が広がり、リフトから平野の眺めは最高に美しいが、登ってゆく尾根の先は
白いガスに包まれていて、何にも見えない。
約8分で兎平(標高/1680m)に到着。
続いてアルペンクワッドリフトとグラードクワッドリフトを乗り継いで
8:30 八方池山荘(標高/1830m)に到着。この間15分位です。
あたりは真っ白で、何にも見えません。
山荘のスタッフに天候の様子を尋ねると、頂上まで行くのだったら
早く行くように言われました。
9:00 雨具を着て、整備された木道を歩き始めました。
八方山ケルン到着(標高/1974m)。
ガスが晴れて、青空も覗き始めました。
白馬連峰の山々が、豪快な姿を見せ始めました。しかし山頂はすべて
雲に覆われ、谷からはどんどんと雲が湧き上がってきています。
ここまでは歩きやすい木道だったが、ここからは、岩もごろごろする山道です。
10:00 第2ケルン息(ヤスム)ケルン(標高/2005m)に到着。
ケルンごとに小休憩をとりながら、登っていきます。
山肌には、かわいい高山植物の花たちが沢山咲いていますが、
ハッポウワレモコウの群生
雨が降ると言われているので、心に余裕がなく、花の写真は
明日下山時に撮ることにして、一生懸命前へと足を運びました。
10:15 八方ケルン(標高/2035m)、第3ケルン(標高/2080m)に到着。
八方ケルン
晴れていれば八方池が望めるところだが、雲に包まれていて 全く見えません。
第3ケルンはガスの中
八方池までは、ハイキングをする人がたくさんいます。
私たちも11年前の2004年に、ここまでハイキングしたのでした。
ここからは、本格的な登山道です。
ガレバもあったり、灌木の茂るところがあったり、標高が高い場所なのに
ダケカンバの林があるなど、植生の逆転現象が見られた不思議な登山道でした。
登山道の途中でお昼を食べるため20分あまり休憩をしました。
ここまで、水分補給の休憩しかとらなかったので、しばらく腰を下ろして休みました。
11:15 昼食後、扇雪渓が見えてきたのでここで小休憩後、灌木の間から丸山ケルンが
見えてきました。
丸山ケルンが見えています。
11:50 丸山ケルン(標高/2430m)に到着。ここからまだ約2時間かかります。
雲は晴れず、小雨が降ったり、時折小さな雷の音も聞こえる中、ひたすら歩きました。
14:00 ようやく唐松岳頂上山荘に到着。
疲れを癒すように、あたりは雲も晴れて明るく、山頂も見えていました。
美しい姿の唐松岳(標高/2696m)
山荘で宿泊届けを提出、この山荘は予約なしでも宿泊できるのです。
個室は、最盛期には予約が必要だが、今は当日でもOKだったので、
個室をお願いしました。
利用料は1泊2食:9,500円/人、個室6畳1室13,000円
荷物を一旦部屋に置き、明日のお天気が分からないので、
晴れている今、山頂へ登ることにしました。
14:22 憧れの唐松岳山頂に立ちました。
北アルプスの山々、立山連峰も、上のほうは雲に隠れているものの
ほぼ全域で眺めることができました。
手前の大きな山は五竜岳
北アルプスの山々
北アルプスの山々、立山や剣岳の姿
しかし、雲が次々と流れ、風も強く、とても寒い山頂でした。
白馬岳の雪渓が雲の切れ間から見える
山荘近くの礫斜面に小さなコマクサの群生地があるが
シーズンは終わっていて、ほんの数個だけ咲いていました。
15:00 山荘に戻り、喫茶室で、今日初めてのコーヒーを味わいながら
夕食までの時間を費やしました。
個室
食堂
喫茶室
Mt.Karamatsu 2696mと書かれたコーヒーカップには、お花やライチョウが・・。
17:00 夕食。同じテーブルについた山仲間から、それぞれの山の
話をしながら、楽しいひと時を過ごしました。
九州宮崎から、飛行機、新幹線を利用してきている人もいたり、
神奈川から車できて、明日は、五竜岳へ登るという方もおられました。
最盛期ではないとはいえ、食堂は、50~60名の人たちで賑やかでした。
18:00 とうとう雨音が聞こえだしました。
明朝のご来光は残念ながらダメのようです。
~つづく~
「唐松岳」へ、夫と2人で登ってきました。
8月中旬以降、毎日「山のお天気」をネットで検索していましたが、
”「A」=登山に適する”の印が2日間続く日がほとんどありませんでした。
ようやく9月3、4日が、ほぼ大丈夫だろうとの予想から出かけましたが、
どうだったでしょうか?
第一日目 : 9月3日(木)
自宅~北陸自動車道・小杉IC~糸魚川IC、国道148号線糸魚川~白馬村
八方駅~ゴンドラリフト・兎平~アルペンクワッドリフト・黒菱平~
グラートクワッドリフト・八方池山荘~八方池~唐松岳頂上山荘~唐松岳山頂
4:00 車で自宅を出発、北陸自動車道から国道148号に入り、
6:30~7:00 道の駅小谷(オタリ)で朝食
7:30~8:00 八方第3駐車場(無料)で、登山スタイルに切り替える
駐車場からゴンドラリフト八方駅まで約10分ぐらい歩く。
登山シーズンも最盛期を過ぎているせいか、村の中はひっそりとしていました。
ゴンドラリフト八方駅(標高/770m)で、八方アルペンライン乗車券(往復)と
八方温泉セット券(3,350円/人)を購入し、6人乗りゴンドラリフトに乗り込む。
青空が広がり、リフトから平野の眺めは最高に美しいが、登ってゆく尾根の先は
白いガスに包まれていて、何にも見えない。
約8分で兎平(標高/1680m)に到着。
続いてアルペンクワッドリフトとグラードクワッドリフトを乗り継いで
8:30 八方池山荘(標高/1830m)に到着。この間15分位です。
あたりは真っ白で、何にも見えません。
山荘のスタッフに天候の様子を尋ねると、頂上まで行くのだったら
早く行くように言われました。
9:00 雨具を着て、整備された木道を歩き始めました。
八方山ケルン到着(標高/1974m)。
ガスが晴れて、青空も覗き始めました。
白馬連峰の山々が、豪快な姿を見せ始めました。しかし山頂はすべて
雲に覆われ、谷からはどんどんと雲が湧き上がってきています。
ここまでは歩きやすい木道だったが、ここからは、岩もごろごろする山道です。
10:00 第2ケルン息(ヤスム)ケルン(標高/2005m)に到着。
ケルンごとに小休憩をとりながら、登っていきます。
山肌には、かわいい高山植物の花たちが沢山咲いていますが、
ハッポウワレモコウの群生
雨が降ると言われているので、心に余裕がなく、花の写真は
明日下山時に撮ることにして、一生懸命前へと足を運びました。
10:15 八方ケルン(標高/2035m)、第3ケルン(標高/2080m)に到着。
八方ケルン
晴れていれば八方池が望めるところだが、雲に包まれていて 全く見えません。
第3ケルンはガスの中
八方池までは、ハイキングをする人がたくさんいます。
私たちも11年前の2004年に、ここまでハイキングしたのでした。
ここからは、本格的な登山道です。
ガレバもあったり、灌木の茂るところがあったり、標高が高い場所なのに
ダケカンバの林があるなど、植生の逆転現象が見られた不思議な登山道でした。
登山道の途中でお昼を食べるため20分あまり休憩をしました。
ここまで、水分補給の休憩しかとらなかったので、しばらく腰を下ろして休みました。
11:15 昼食後、扇雪渓が見えてきたのでここで小休憩後、灌木の間から丸山ケルンが
見えてきました。
丸山ケルンが見えています。
11:50 丸山ケルン(標高/2430m)に到着。ここからまだ約2時間かかります。
雲は晴れず、小雨が降ったり、時折小さな雷の音も聞こえる中、ひたすら歩きました。
14:00 ようやく唐松岳頂上山荘に到着。
疲れを癒すように、あたりは雲も晴れて明るく、山頂も見えていました。
美しい姿の唐松岳(標高/2696m)
山荘で宿泊届けを提出、この山荘は予約なしでも宿泊できるのです。
個室は、最盛期には予約が必要だが、今は当日でもOKだったので、
個室をお願いしました。
利用料は1泊2食:9,500円/人、個室6畳1室13,000円
荷物を一旦部屋に置き、明日のお天気が分からないので、
晴れている今、山頂へ登ることにしました。
14:22 憧れの唐松岳山頂に立ちました。
北アルプスの山々、立山連峰も、上のほうは雲に隠れているものの
ほぼ全域で眺めることができました。
手前の大きな山は五竜岳
北アルプスの山々
北アルプスの山々、立山や剣岳の姿
しかし、雲が次々と流れ、風も強く、とても寒い山頂でした。
白馬岳の雪渓が雲の切れ間から見える
山荘近くの礫斜面に小さなコマクサの群生地があるが
シーズンは終わっていて、ほんの数個だけ咲いていました。
15:00 山荘に戻り、喫茶室で、今日初めてのコーヒーを味わいながら
夕食までの時間を費やしました。
個室
食堂
喫茶室
Mt.Karamatsu 2696mと書かれたコーヒーカップには、お花やライチョウが・・。
17:00 夕食。同じテーブルについた山仲間から、それぞれの山の
話をしながら、楽しいひと時を過ごしました。
九州宮崎から、飛行機、新幹線を利用してきている人もいたり、
神奈川から車できて、明日は、五竜岳へ登るという方もおられました。
最盛期ではないとはいえ、食堂は、50~60名の人たちで賑やかでした。
18:00 とうとう雨音が聞こえだしました。
明朝のご来光は残念ながらダメのようです。
~つづく~
これを、1日で・・・。 健脚ですね。
せっかく天候をチャックして行っても、山の天気は別物。
明日は、晴れればいいですね。
唐松岳に行ってきたような気がするんですが
行ってきたか?否か?過去の記録を紐解いても出てきません
クラブに入ったのが1997(54才)クラブのHPは2001年から
己がHPは2002年から~?
何処かゴンドラに乗って時間が足りないか?否か?高原を散策してレストで昼食を摂って帰った山を想い出しますが果たして??
お頭の中身が縮小 山に対する意欲も激減 徘徊範囲も狭まり~順調に老化コースです^0^
立山より標高は低いですが、歩く時間は長いのです。
初めての山なので、お天気が悪いと不安になります。
でも、何とか頂上へも登れて、満足しています。
冒頭の日付、記入ミスで、2泊になってましたが、修正しました。
1泊です。
クラブに所属されて、たくさんの山を制覇されたのですね。
私は、クラブには所属せず、夫の現役引退後から二人で登れる山だけ、行くことにしています。
数回、登山ツアーに参加したこともありますが、大変でした。
唐松岳は、お天気が良ければ、もっと気軽に登れて、
素晴らしい眺めを堪能できる山だと思いました。