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はいチーズ/長谷川義史/絵本館/2013年初版
5歳のよしふみくん
近所に住んでいるふじいのよっちゃんがいつもたべている にくやのチーズが食べたくて食べたくてしかたありません
なんとかおかあちゃんにたのんで、食べてはみたものの
ま、まずい!
よしふみくん、おかあちゃんにみつからないように、そおっとすててしまいます
すると、おかあちゃんがいうことには
「あれもうたべたん。そんなにおいしかったん。ほなら、またあしたもこうたるわ」
これだけの内容ですが、軽快な関西弁で、空き地?で遊ぶこどもたちがでてきたりして、どこかなつかしい光景がひろがります。
主人公の名前が、よしふみくんとありますから、作者の原風景が感じられ、いつもの、長谷川さんの味が楽しめます。
食べたくて食べたくてようやく食べたものの、まずいという落差が笑いをさそいます。