パパが宇宙をみせてくれた/ウルフ・スタルク・作 エヴァ・エリクソン・絵ひしき あきらこ・訳/BL出版/2000年初版
こんな父親になりたいと思わせる絵本。
歯科医の私は、ある日、いまから宇宙をみせにつれて行ってあげると、“ぼく”をさそって、野原へ。
“ぼく”は、カタツムリやアザミ。池にうつった自分の顔をみて、これが宇宙とかんちがい。
私は、星をゆびさし、星座の名前をいう。
星をめぐる話のどれだけが“ぼく”につたわったかな。
でも、野原で糞を踏んでしまってさんざん。
ブーツの底ばかりが気になったが・・・。
子どもは、何気ない体験が記憶に残っているんですね。
ひょっとすると、この父親にも、このような記憶があるのかも。