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フェリックスの手紙 小さなウサギの世界旅行/作:アネッテ・ランゲン 絵:コンスタンツァ・ドロープ/ 訳:栗栖 カイ/ブロンズ新社/1994初版
ソフィ大事にしていたうさぎのぬいぐるみフェリックスが夏休みにいなくなってしまいます。
赤ちゃんのときから、大きくなってベッドで眠るようになっても、ずっとずっと一緒だったフェリックス。
悲しみにつつまれていたとき、ソフィあて封筒がとどきます。
裏返してみるとフェリックスからの手紙でした。
ロンドンから届いたものでした。
封筒をあけてみると、へたくそな字(でもあったかい内容です)で、変な帽子をかぶった男の人のことをかいていました。多分、お城を警備している警察官のことです。
封筒は実物大のものが、貼り付けられています。
図書館からかりてきたとき、職員の方が、封筒をあけて中身を確認していたので、きになっていたのですが、手紙を読んで納得しました。
このあとパリ、イタリア、カイロ、ケニア、ニューヨークの各地から手紙がとどきます。
いずれも、実物大の封筒が貼り付けられていて、凝った絵本です。
いろいろな絵本を見てきて、大抵のことには驚かなくなりましたが、封筒を貼り付けるのは大変そうです。
封筒をあけて、手紙を読まなければいけないのですが、楽しい作業です。