どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

いっぽんの きのえだ

2022年10月10日 | 絵本(外国)

    いっぽんの きのえだ/作・コンスタンス・アンダーソン 訳・千葉茂樹/ほるぷ出版/2019年

 

道具を使い進化?してきたのが人間でけと思っていると必ずしもそうでないと気がつかされます。

木の枝を使いこなすのは道具を使いこなす第一歩でしょうか。

アジアゾウが、木の枝をおりとって、ハエたたきに

ゴリラは木の枝で沼の深さを測り

チンバンジーは、木の枝をスプーンのようにつかって シロアリをとり

ワニは木の枝をおとりにつかって、とりをつかまえる

動物だけでなく こどもたちの 遊びの中のつかいかたまで

 

一本の木の枝に着目して、こんな絵本をつくる作家の方の視点が面白い。

動物たちの絵も、リアルな感じ。そして、「一本の苗木が、おおきく育って いつかみんなのいえになる。」最後のページには、動物や鳥たちの姿。


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