鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

猛禽が繰り広げる弱肉強食の世界②

2006年01月06日 | 野鳥
井の頭公園の七井橋で観察していたときのこと。
常連の方が、オオタカがカモをを襲って自然文化園分園に飛んで行った
と教えてくださったので、あとを追ってみた。

すると、目の前の横手からオオタカが飛び出してきた。
茶色の羽を広げた姿がはっきり見えた。
そのあとを数羽のカラスが追う。

オオタカが飛び立ったあたりをみると、
襲われたカモの死体があった。
カモは、オオタカの強く鋭い脚で押さえつけられると、首の骨が折れるそうだ。
でも、カモは重すぎて、カラスたちを振り切って獲物を持ち去ることができなかったらしい。

そのあと、カモは文化園のスタッフの方に始末されてしまった。
なんだか、カモの死は無駄になってしまったような感じだ。
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猛禽が繰り広げる弱肉強食の世界①

2006年01月06日 | 野鳥
井の頭公園にオオタカが確認されてから、
オオタカに他の鳥が襲われる現実を目の当たりにする機会が増えた。

一番目のできごとが、以前に書いた、カラスとのバトル。
二番目は、コサギ。
このコサギは、神田川の陽だまりに、いることが多かった。
羽はぼさぼさで、じっと動かず、いかにも具合が悪そうに見えた。
何日かたって、そのコサギがオオタカに襲われたと聞いた。
神田川には、白い羽が飛び散っているあとが残っていた。

もともとサギ類は襲われやすいと聞いたが、
まして、弱っている個体は絶好の獲物になってしまうのだろう。

写真は襲われる前のコサギ(11月26日撮影)。
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