鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

渡良瀬遊水地の鳥見③ ハイイロチュウヒ

2006年01月23日 | 猛禽類(ワシタカ類)
こういう名前の鳥がいることすら知らなかった。
夕方葦原にもどってきて、地面に降りて休むのだそうだ。
それで、たくさんのカメラマンがもどってくる瞬間を待って、
葦原のふちに集まっていた。

腕も機材もお恥ずかしいが、私も混じって、一応カメラを向けてみた。
夕闇が迫るころ、数羽のハイイロチュウヒが次々とやってきて、
何回か葦原の上空を旋回しては、地面に舞い降りていった。

私の写真は、ごらんの通り、証拠写真にもならない鳥の影。

渡良瀬遊水地の鳥見② ノスリ

2006年01月23日 | 猛禽類(ワシタカ類)
トビと同様に多く見られたのが、ノスリ。
飛ぶ姿や標識などにじっと止まっている姿を何度か目にすることができた。
Tさんにスコープで見せていただくと、澄んだ目がかわいい。

ノスリも井の頭公園で見たという報告を聞いている。
でも、この遊水地の広々とした葦原の上を舞う姿のほうが、似合っているようだ。

渡良瀬遊水地の鳥見① トビ

2006年01月23日 | 猛禽類(ワシタカ類)
トンビ(トビの俗称)は、私が子供のころは、そこらでも当たり前に見られた鳥だったように思う。
ただし、空を飛ぶ大きな鳥を「トンビ」と呼んでいただけで、具体的に識別できるほど注意を払って見ていた訳ではない。
それが、近年では、東京の空ではなかなか見られない鳥になってしまった。
井の頭公園でも、ときどき目撃されているようだが、それが特別な話題になるということは、やはり珍しい存在なわけだ。

渡良瀬遊水地では、何度も空を舞う姿を目撃できた。
「ピィー、ヒョロロロロ…。」という鳴き声も聞けた。
何か獲物を捕らえて、追いかけあう姿も見た。
姿が大きいので、私のカメラでもなんとかその姿をとらえることもできた。