(飯詰駅までの道)
全国的には非常事態宣言が出るということで、騒々しくなっているようですが、秋田県では自衛隊に災害派遣要請を行いました。秋田陸自駐屯地の隊員100名が横手市内の高齢者世帯など5,000軒や木造校舎の屋根の雪下ろしを行うとのことです。
確かにそれらも肝心ですが、横手や大曲市街では、道路の除雪した雪が路肩にうずたかく積み上げられ、交通マヒに近い状態。通常30分ほどで移動できる大曲~横手間が3時間かかるとも云われ、国道107号線ではトラックがすれ違えずに渋滞し、運行不能ということで横手を中心とする路線バスや大曲循環バスが運休しています。重機が得意な自衛隊の出番のような気もします。当YH周辺は廻りが田畑でスペースがあるので、きっちり除雪済み。
(積雪が多くなると、電柱上にボンボリ出現!)
いずれにしろ、雪対策の根幹は人手。人手不足の秋田では80才を超える方でも一人に数えられ、屋根の雪下ろしをする状態。かつては、雪の少ない地域から多くの重機や人手を融通してもらって対処したこともありますが、今回は他の地域からの人手は新型コロナのこともあるので、あまり期待は出来ませんので、うまいこと人手が廻るように行政は考えてほしいものですが、行政に期待するのは間違いということも、過去の経験で学んだことではあります。