新型コロナ:新型コロナ 新たに454人確認 アイスホッケー大会 90人集団感染 /北海道
2021年8月14日 (土)配信毎日新聞社
道内で13日、新たに454人の新型コロナウイルス感染が確認され、計4万8707人となった。新規感染者が400人を超えるのは2日連続で、感染は全道に広がっている。苫小牧市であった全国高校アイスホッケー大会の大規模クラスター(感染者集団)では、新たに23人の感染が判明し計90人に膨れ上がった。死者の発表はなかった。
感染力が強いとされるデルタ株の感染疑いは134人(札幌市98人、旭川市19人、函館市9人、小樽市1人、道発表分7人)で、確定分を含め計2303人となった。
新たなクラスターは3件。札幌市の障害福祉サービス事業所で利用者ら11人、同市の高校で7人、旭川市のカラオケを伴う飲食店で8人が感染した。
第16回全国高校選抜アイスホッケー大会は全国26チームが参加し、苫小牧市で8日まで開かれていた。最初の感染者の発表(10日)は29人だったが、日増しに感染確認が増えている。出場した白樺学園(芽室町)は13日時点で部員23人を含む計26人が感染したとホームページで公表した。
8日の閉会式に出席していた苫小牧市の岩倉博文市長が濃厚接触者と判定され、市は22日まで副市長が市長の公務に対応するとしている。【土谷純一、平山公崇】