新型コロナウイルス感染症発生の概要 松江市
令和3年8月14日公表
8月13日に実施した新型コロナウイルス感染症の検査の結果、新たに21名の方、市内355~375例目(県内871~873例目、880例目、884~890例目、894~903例目)となる感染者が確認されました。
感染者の状況については、別紙「新型コロナウイルス感染症の発生について」をご参照ください。
お配りしております資料の症例番号は、発生届の順となっており、説明の順番と多少前後いたしますので、あらかじめご了承ください。
まず、358例目、364例目、366例目、372例目から375例目の方は、体調不良から市内の医療機関を受診され、検査の結果、陽性が判明したものです。
この中で、372例目から374例目の3人の方は、聞き取り調査により、365例目の方との接触が確認されています。
また、366例目の方は松江市職員です。この件につきましては、この後、子育て部長の林から説明をいたします。
355例目から357例目、359例目、360例目から363例目、365例目の方は、すでに公表しております感染者の濃厚接触者もしくは接触者として検査した結果、陽性が判明したものです。
367~371例目の方は、島根県警察本部の警察職員です。本日、島根県警察本部から別途公表を予定されていますので、詳細につきましては島根県警察本部までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
それぞれ保健所の指導の下に自宅で待機し、感染症対策を講じた県内の医療機関に順次入院される予定です。
いずれも、不特定多数への感染の恐れがあるような行動歴はなく、聞き取り調査により接触者はおおむね把握できています。
今後も調査結果を踏まえ、必要に応じて幅広の検査を実施するなど、引き続き感染拡大の防止を図ってまいります。
全国の1日の新規陽性者数は2万人を超え、多くの自治体でも最多を更新し続けている状況です。本市においても7月24日から21日間連続で感染者を確認しており、昨日は21人と過去2番目に多い新規陽性者数となりました。
本日、市長メッセージも出しておりますが、4月以降の第4波、そして今回の第5波では、20歳代から50歳代の働く世代の方の感染例が増加傾向にあります。感染力の強い変異株への置き換わりが進んでいますが、職場や家庭など日常生活の中での感染予防の取り組みが大変重要となります。
市民の皆様には、大切なご家族やご友人を守るため、また、感染の再拡大を防止するためにも、感染防止の基本である「フィジカルディスタンスの確保」「手洗いの励行」「マスクの着用」のより一層の徹底や、「三密の回避」をはじめとする「感染しない、させない」ための取り組み強化へのご協力をお願い申し上げます。
発熱や咳、倦怠感など、わずかでも体調不良を感じたときには、まず「仕事や学校を休む」「かかりつけ医に相談・受診する」「積極的に検査を受ける」などが、感染拡大の防止につながる大切な行動です。
体調不良の時には、家庭内にあっても、部屋を分ける、マスクをつける、小まめな手洗いや換気、共用部分の消毒などの感染予防策をとるようお願い申し上げます。
なお、新型コロナウイルス感染症は誰でも感染する可能性があります。患者やその関係者また医療関係者を励まし、応援する思いやりの心を持っていただきますよう、重ねてお願いを申し上げます。