Mars&Jupiter

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グスタフ・ホルストのブルック・グリーン組曲H190を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2010-11-02 05:57:51 | グスタフ・ホルストの交響曲・管弦楽曲
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
今回とりあげるのはホルストの弦楽合奏曲である。
ブルック・グリーン組曲H190は、1933年に作曲された。
ロンドン、ハマースミスのブルック・グリーンにある
セントポール女学校のオーケストラのために作曲された作品で、
ホルストが亡くなる2ヶ月前の1934年3月に、
その学校のコンサートで初演された作品である。
当初はガヴォットを含む4曲だったようだが、
初演後その曲は破棄されて、現在あるような3曲になったようだ。
今回聴いたCDはニコラス・ブライスワイト指揮、
ニュージーランド室内管弦楽団による演奏である。
第1曲前奏曲は、さわやかにはじまる優しい曲で、
流れるような旋律が奏でられ、中間部はやや感傷的となる。
最後は旋律がピッチカートで奏されて終わる。
第2曲エアーは、叙情的な旋律が奏でられ、
民謡風のおだやかな旋律が奏でられ、
二つの旋律が交互に現れて、最後静かに終わる。
第3曲ダンスは、ホルストが休暇中に訪れたシチリアで、
かつて聴いた旋律を使ったジグのようである。
軽快で流れるような旋律は弾んで楽しい感じである。
田園風のおだやかに流れる旋律と冒頭の軽快な旋律が交互に現れ、
最後は冒頭の旋律で軽快でさわやかに終わる。
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