昨日は、星川から横浜まで歩きました。
途中聴いたのは、1901年生まれのソゲの作品。
5歳の頃からピアノを学び、オルガンをルロー夫人に師事した。
交通事故で父を失う不運にも見舞われたが、「三人組」を結成し、
作品を発表し、ケクランに師事し、様々な作品を残した。
バレエ音楽「旅芸人たち」は、1945年に作曲された。
彼が幼い頃から親しんだ旅芸人たちやサーカスなど、
大道芸を演じる人たちの記憶を音楽化したバレエ音楽である。
このバレエは1945年3月2日シャンゼリゼ劇場で初演され、大成功をおさめた。
聴いたCDは、作曲者自身であるアンリ・ソゲの指揮、
コンセール・ラムルー協会管弦楽団の演奏によるものである。
第1曲「プロローグ」は、アレグロの曲で行進曲のテンポで、
トランペットなど金管楽器により、軽快に華々しく始まる。
旅芸人たちが人々に自分たちの芸をみせようと、
勢いこんでいる感じの楽しい音楽である。
第2曲「旅芸人たちの入場」は、ワルツ風の音楽であり、
優雅な感じの音楽が金管楽器中心に華々しく展開されていく。
終わりの方で徐々にその主題は弱々しくなっていく。
第3曲「下準備」は、アダージョの部分で弦楽器中心に叙情的な旋律が、
ゆったりとしたテンポで演奏され、木管楽器が軽快に活躍する。
部分的にはプロコフィエフを感じさせるところもあり、
最後は金管楽器を中心に盛り上がり、次の曲に入る。
第4曲「客の呼び込み」は、第1曲アレグロの旋律が、
金管楽器と打楽器中心に現れて、繰り返される。
第5曲「本番」は、5つつの部分に分かれている。
「椅子を操る少女」、「幻燈」、「道化師」、「シャムの双子」、
「手品師」、「人形を操る手品師」という構成になっている。
アレグロ・ジュストで始まる軽快な「椅子を操る少女」のあと、
ヴィヴァーチェの「幻燈」が続き、ヴァイオリン独奏が活躍する。
現れて舞踏風の音楽が展開されたあと、ヴィヴァーチェの「道化師」の音楽となる。
騒がしい感じの音楽がピアノなども活躍し奏され、道化師の滑稽な感じが描写される。
次のバルカレーロ(舟歌)の「シャムの双子」は、ゆったりとした舞踏風の曲で、
この旋律にクラリネットやフルートなど木管楽器が絡んでいく。
それが終わると軽快に奏されるヴィヴァーチェの「手品師」の音楽になる。
トランペットなど金管楽器も活躍し、華々しい感じの曲である。
アンダンティーノの「人形を操る手品師」はゆったりとしたテンポの曲で、
フルートやクラリネット、オーボエなど木管楽器が活躍し、
徐々にワルツ風の曲になって、盛り上がって終わる。
第6曲「フィナーレ」は、アレグロ・ヴィヴァーチェのギャロップで、
明るく楽しい音楽で、旅芸人たちのみせる芸が終わることを示している。
第7曲「集金と旅芸人たちの出発」は、第1曲の行進曲風の音楽が繰り返される。
しかし、第1曲とは違って音楽に溌剌とした元気な感じはみられない。
これは客の入りが思ったほど少なく、気を落としている様子を描写しているようだ。
続く第2曲「旅芸人たちの入場」のワルツ風の曲も繰り返されるが同様に勢いはない。
木管楽器中心にその旋律が繰り返され、最後は静かに終わっていく。
途中聴いたのは、1901年生まれのソゲの作品。
5歳の頃からピアノを学び、オルガンをルロー夫人に師事した。
交通事故で父を失う不運にも見舞われたが、「三人組」を結成し、
作品を発表し、ケクランに師事し、様々な作品を残した。
バレエ音楽「旅芸人たち」は、1945年に作曲された。
彼が幼い頃から親しんだ旅芸人たちやサーカスなど、
大道芸を演じる人たちの記憶を音楽化したバレエ音楽である。
このバレエは1945年3月2日シャンゼリゼ劇場で初演され、大成功をおさめた。
聴いたCDは、作曲者自身であるアンリ・ソゲの指揮、
コンセール・ラムルー協会管弦楽団の演奏によるものである。
第1曲「プロローグ」は、アレグロの曲で行進曲のテンポで、
トランペットなど金管楽器により、軽快に華々しく始まる。
旅芸人たちが人々に自分たちの芸をみせようと、
勢いこんでいる感じの楽しい音楽である。
第2曲「旅芸人たちの入場」は、ワルツ風の音楽であり、
優雅な感じの音楽が金管楽器中心に華々しく展開されていく。
終わりの方で徐々にその主題は弱々しくなっていく。
第3曲「下準備」は、アダージョの部分で弦楽器中心に叙情的な旋律が、
ゆったりとしたテンポで演奏され、木管楽器が軽快に活躍する。
部分的にはプロコフィエフを感じさせるところもあり、
最後は金管楽器を中心に盛り上がり、次の曲に入る。
第4曲「客の呼び込み」は、第1曲アレグロの旋律が、
金管楽器と打楽器中心に現れて、繰り返される。
第5曲「本番」は、5つつの部分に分かれている。
「椅子を操る少女」、「幻燈」、「道化師」、「シャムの双子」、
「手品師」、「人形を操る手品師」という構成になっている。
アレグロ・ジュストで始まる軽快な「椅子を操る少女」のあと、
ヴィヴァーチェの「幻燈」が続き、ヴァイオリン独奏が活躍する。
現れて舞踏風の音楽が展開されたあと、ヴィヴァーチェの「道化師」の音楽となる。
騒がしい感じの音楽がピアノなども活躍し奏され、道化師の滑稽な感じが描写される。
次のバルカレーロ(舟歌)の「シャムの双子」は、ゆったりとした舞踏風の曲で、
この旋律にクラリネットやフルートなど木管楽器が絡んでいく。
それが終わると軽快に奏されるヴィヴァーチェの「手品師」の音楽になる。
トランペットなど金管楽器も活躍し、華々しい感じの曲である。
アンダンティーノの「人形を操る手品師」はゆったりとしたテンポの曲で、
フルートやクラリネット、オーボエなど木管楽器が活躍し、
徐々にワルツ風の曲になって、盛り上がって終わる。
第6曲「フィナーレ」は、アレグロ・ヴィヴァーチェのギャロップで、
明るく楽しい音楽で、旅芸人たちのみせる芸が終わることを示している。
第7曲「集金と旅芸人たちの出発」は、第1曲の行進曲風の音楽が繰り返される。
しかし、第1曲とは違って音楽に溌剌とした元気な感じはみられない。
これは客の入りが思ったほど少なく、気を落としている様子を描写しているようだ。
続く第2曲「旅芸人たちの入場」のワルツ風の曲も繰り返されるが同様に勢いはない。
木管楽器中心にその旋律が繰り返され、最後は静かに終わっていく。