Mars&Jupiter

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「尾瀬の雪どけ」純米大吟醸生酒澄酒を飲む、そしてモーリス・ラヴェルのスペイン狂詩曲を聴く

2011-01-03 12:23:21 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は「尾瀬の雪どけ」純米大吟醸生酒澄酒を飲む。
龍神酒造によるこの日本酒はうまく、思わず飲みすぎてしまった。
昨日聴いたのは、1875年生まれのラヴェルのスペイン狂詩曲。
1907年から1908年にかけて作曲され、1908年初演された。
聴いたCDは、スクロヴァチェフスキー指揮、
ミネソタ管弦楽団の演奏によるもの。
第一曲「夜への前奏曲」は、繰り返される弦楽器の音型は、
神秘的な夜の雰囲気を描写し、それは他の楽器にも引き継がれるが、
弦楽器がロマンティックな旋律を奏で、
クラリネットが即興的な旋律を奏でていく。
そしてヴァイオリン・ソロが旋律を奏で、
ファゴットがクラリネットが奏した旋律を繰り返し、
最後は弦楽器が冒頭の音型を繰り返し、静かに終わる。

第二曲「マラゲーニャ」は、スペインらしさがみられる。
幻想的でありながら、カスタネットが異国情緒を出している。
イングリッシュ・ホルンが民謡風の叙情的な旋律を奏でる。
第三曲「ハバネラ」は、弦楽器による旋律から始まり、
オーボエとイングリッシュ・ホルンが憂鬱な感じの旋律を奏でる。
弦楽器が奏でる旋律を他の楽器も引継ぎ、最後は静かに終わる。
第四曲「祭り」は、フルートが冒頭で奏でた旋律を
他の楽器も繰り返しながら、徐々に祭りの雰囲気が漂っていく。
金管楽器とカスタネットにより、華やかな祭りの感じが描写され、
中間部でイングリッシュ・ホルンなど管楽器が官能的な旋律を奏でていく。
第一曲の旋律も再現されながら、冒頭の祭りの音楽が徐々に姿を現し、
盛り上がりをみせて、第一曲の旋律も絡み合いながら、
最後は金管楽器が活躍し、華やかな感じで終わる。
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