Mars&Jupiter

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ジェラルド・フィンジの「地に平和を-クリスマスの情景」作品39を聴きながら鶴ヶ峰から二俣川まで歩く

2011-12-25 13:09:42 | クリスマス特集・その他
昨夜は天王町にあるジャンティエス・コマチで、
クリスマス・ディナーを食べて、至福の時間を過ごしました。
さて、昨日は鶴ヶ峰駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1901年生まれのフィンジの合唱曲。
「地に平和を-クリスマスの情景」作品39は、
1951年から1954年の間に作曲された作品で、
詩人ロバート・ブリッジスの言葉をバリトン独唱が歌い、
ルカによる福音書をソプラノ独唱と合唱で歌う形で、交互に登場させている。
聴いたCDはジュリア・ドイルのソプラノ、ロデウィック・ウィリムスのバリトン、
マーク・ウィリアムのチェレスタ、ロンドン・シティ合唱団、
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮、ボーンマス交響楽団の演奏による。
ゆったりとした管弦楽による前奏が続き鐘の音が鳴り、
ロマンティックな旋律が弦楽器により奏される。
それはまさにイギリスのクリスマス・イヴの情景なのだろう。
バリトン独唱が小さな村の空に輝く星たちの情景を歌う。

そして、次に合唱が入りルカによる福音書の第2章8節からの内容を歌う。
羊飼いが夜に野宿で羊の群れの番をしているところに、
神の使いが現れて主の栄光がかれらを照らし、「恐れるな」といい、
ダヴィデの町に救い主が生まれたことを伝える内容を歌う。
途中からソプラノ独唱が加わり、福音書の続きが歌われる。
そして布に包まれ飼い葉桶の中で眠る幼子を見るであろう、
それが主なるキリストのしるしであることを伝えたことを歌う。
それが終わると再び合唱が入り盛り上がりをみせる。
すると突然その使いと共に、天の軍勢が現れて、
神への賛歌を歌い、「いと高きところ神に栄光があるように、
地上に御心にかなう人々に平和があるように」と歌う。
この合唱のあと、再びバリトン独唱が入り、
しかし、遠くから星の音楽が聞こえてくると歌う。
再びクリスマスの情景の歌になり、合唱も加わり、
永遠なる沈黙の状況に耳を傾けるという内容を歌い、静かに終わる。
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