Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ハンス・コッターのスパニエーラ(スパニエル犬)を聴く

2011-12-06 15:46:12 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は雨が降っていたため、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1480年頃生まれたハンス・コッターの管弦楽曲。
彼は1498年から1500年の間、ホーフハイヤーに師事し、
その後ドイツやスイスでオルガン奏者として活動した。
スパニエーラ(スパニエル犬)の作曲年代は不詳である。
聴いたCDはグレゴリオ・パニアグア指揮、
アトリウム・ムジケーの演奏によるもの。
通奏低音が支えられながら、素朴で明るい旋律が、
リコーダーにより奏され、それにガンバが絡んでいく。
ルネサンス音楽とバロック音楽の中間を思わせる音楽です。
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ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーのソナタ第9番を聴く

2011-12-06 10:38:12 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は、一日忙しくウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1623年頃生まれたシュメルツァーの管弦楽曲。
ソナタ第9番は、1669年に作曲されたようである。
聴いたCDはチャールズ・メドラム指揮、ロンドン・バロックの演奏によるもの。
第一楽章アダージョ-アレグロは、叙情的な旋律を奏でてゆったり始まる。
弦楽器とオルガンと通奏低音によるアダージョに続くアレグロは軽快で、
弦楽器の流れるような明るい旋律はいかにもバロック的である。
第二楽章アレグロ-アダージョ-アレグロは、最初舞踏風の旋律を奏で軽快に始まる。
流れるような旋律を2つの弦楽器同士で掛け合っていく部分がいい。
アダージョの部分では、ゆったりとしたテンポの中で、
弦楽器が即興的な演奏をし、いきいきとした感じで活躍する。
この辺はヴァイオリニストとしても活躍した彼らしい技巧的な部分を感じさせる。
この緩急の部分が交互に現れ、最後はおだやかな感じで静かに終わる。
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