おとといは三枚町から新横浜まで歩き、
昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
年末・年始にかけて今年とりあげる特集は、
ミャスコフスキーの作品にしようと思う。
今回とりあげる作品は、交響曲第10番ホ短調作品30。
1926年から927年にかけて作曲された作品である。
CDの解説書によるとこの作品の主題は、アレクサンドル・プーシキンが、
ピョートル大帝の騎士像を題材にして書いた叙事詩『青銅の騎士』に関係している。
この挿絵を描いたのが画家のアレクサンドル・ベノワであり、
この絵に着想を得たミャスコフスキーが書き上げた交響曲である。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏による。
単一楽章による作品だが、3つの部分により構成されているようだ。
ウン・ポコ・ソスティヌートで低弦から始まるゆったりと音楽は、
弦楽器中心に不安を感じさせるように徐々に速さを増し、金管楽器も加わる。
せかされるようで緊張感のある音楽はどこかをめざしているかのようでもある。
やがて、オーボエが旋律を奏でる部分となり、これにファゴットが絡み、
独奏ヴァイオリンも入り、その後は弦楽器を中心とした不安な音楽が展開される。
金管楽器が加わりいったん盛り上がったあとは、独奏ヴァイオリンが旋律を奏で、
やがてフルート・ソロとクラリネットなど木管楽器が奏する部分と、
弦楽器のせわしない動きが交互に現れ、金管楽器も加わっていく。
それぞれの楽器が絡み合いながら、混迷した感じの不安な音楽が続き、
その後、再び弦楽器中心の音楽となり、それはフーガ風に展開していく。
そしてフルート・ソロやクラリネットなど木管楽器が活躍したあと、
低弦中心に最初の動機が現れ、再び弦楽器がせわしい感じの動機を繰り返し、
金管楽器も加わりいったん盛り上がったあと、ヴァイオリン中心に回想風の音楽となり、
金管楽器中心に何度もクレシェンドして休止する部分を繰り返し、
最後はティンパニが叩くリズムの中、
金管楽器がうなるようにしながら盛り上がって終わる。
昨日は西谷から三枚町まで歩きました。
年末・年始にかけて今年とりあげる特集は、
ミャスコフスキーの作品にしようと思う。
今回とりあげる作品は、交響曲第10番ホ短調作品30。
1926年から927年にかけて作曲された作品である。
CDの解説書によるとこの作品の主題は、アレクサンドル・プーシキンが、
ピョートル大帝の騎士像を題材にして書いた叙事詩『青銅の騎士』に関係している。
この挿絵を描いたのが画家のアレクサンドル・ベノワであり、
この絵に着想を得たミャスコフスキーが書き上げた交響曲である。
聴いたCDはエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、
ロシア国立交響楽団の演奏による。
単一楽章による作品だが、3つの部分により構成されているようだ。
ウン・ポコ・ソスティヌートで低弦から始まるゆったりと音楽は、
弦楽器中心に不安を感じさせるように徐々に速さを増し、金管楽器も加わる。
せかされるようで緊張感のある音楽はどこかをめざしているかのようでもある。
やがて、オーボエが旋律を奏でる部分となり、これにファゴットが絡み、
独奏ヴァイオリンも入り、その後は弦楽器を中心とした不安な音楽が展開される。
金管楽器が加わりいったん盛り上がったあとは、独奏ヴァイオリンが旋律を奏で、
やがてフルート・ソロとクラリネットなど木管楽器が奏する部分と、
弦楽器のせわしない動きが交互に現れ、金管楽器も加わっていく。
それぞれの楽器が絡み合いながら、混迷した感じの不安な音楽が続き、
その後、再び弦楽器中心の音楽となり、それはフーガ風に展開していく。
そしてフルート・ソロやクラリネットなど木管楽器が活躍したあと、
低弦中心に最初の動機が現れ、再び弦楽器がせわしい感じの動機を繰り返し、
金管楽器も加わりいったん盛り上がったあと、ヴァイオリン中心に回想風の音楽となり、
金管楽器中心に何度もクレシェンドして休止する部分を繰り返し、
最後はティンパニが叩くリズムの中、
金管楽器がうなるようにしながら盛り上がって終わる。