2019-01-05 22:34:23 | アート・デザイン・建築


新年あけましておめでとうございます。今年もこのブログにお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。

さて、年初めのブログは桂離宮から。
知り合いの工務店の社長が最近、桂離宮を見学し、とても感動したという話を聞きました。
モノづくりの一番近くにいる人の目からすると、桂離宮の造作はマネしようにもできない、技巧の極致なのでしょう。

たとえば二条城に使われている材料は高価すぎてもはや手に入らないけれども、桂離宮の材料は現在でもある程度手にはいる。
だから、桂離宮はデザインが素晴らしんだと思う。そこがすごいんだよ。

そんな話を聞きながら、桂離宮を巡り歩く時間を思い返しました。
木漏れ日が室内にさしこみ、枯淡と華やかさが同居する、そんな雰囲気です。
室内外に宿る自然を、花鳥風月を、味わい楽しもうとする心に溢れているのだと思います。
それを引き立たせるためのカタチのデザイン。

そんな境地に少しでも近づけるように、今年もチャレンジです。
コメント
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