レトロな窓のデザイン。
前回に書いた自由学園明日館の雰囲気に呼応しているけれど、こちらの写真はできたばかりの新築の家。
山中湖の森のなかに建てた家です。
木の枠に繊細な飾り格子をデザインして、レトロガラスを合わせました。ガラス越しの風景が歪んで見えるニュアンスが妙。
取っ手も真鍮製で、だんだんと鈍く風合いが出てくるのが楽しみです。
レトロガラスは、カタログに載っていた寸法を設計図に書いたつもりでいたのだけれども、実際に届いたガラスはちょっと厚かったようで・・・
ガラスの厚みに合わせて木枠をトリマーで削って納めてくれたとのこと。建具屋さんにはご苦労をお掛けしました。
しっくい塗りの壁のなかに、印象的に並ぶレトロな窓。
新しいけれども懐かしい、そんな雰囲気を求めて、床フローリングや壁の素材も吟味して選びました。
ひとつ、新しいチャレンジがうまくいったように思います。