世田谷区の経堂で、住宅の現場が佳境を迎えています。
私道の奥に位置するこの家は、周りを家に囲まれています。
でも、歩行者が通らない私道の奥は、とても落ち着いた雰囲気があります。
家に帰ってきたら、最初に見えるのはきれいな庭。そんな光景をイメージしました。
庭からそのままリビングにポンと入る感じ。
形式的な玄関などは取り払ってシンプルにしたぶん、広々とした空間になりました。
上の写真は、休憩中の大工さんと談笑中のところを、スタッフのH君が撮ってくれた(映り込んでしまった!?)ものです 笑
とても作業の早い大工さんのスピードについていくのは大変だったけれども、指先まで神経の行き届いた出来栄えになったと思います。
不思議なご縁で、この現場の工事監督さんは、ぼくが村田靖夫さんの事務所で学んでいたときに、よく担当していただいた方です。
もう20年近く前になる当時のことを思い返しながら、いま新しい現場に一緒に向き合うのは、感慨深いものがあります。