「上池台の家」に久々に訪問しました。
家ができあがってから1年以上経ち、小さな子どもたちが暮らす室内は自ずと汚れやキズもでき、でもそれが自然となじむ雰囲気になっていました。
カッコつけたカタチをデザインした家というよりも、家族の暮らしに合った、実用的で丈夫な「うつわ」をつくるつもりで設計した家でした。
家具や道具が置かれ、活きた空間を見るのは気持ち良いものです。
写真は「ライブラリー」と名付けられたスペース。丸い天井に覆われて、タイムトンネルのような不思議なゾーンです。
中庭に面した特等席で、デスクの造りつけられていて多目的に使えます。
子どもたちの声が響くにぎやかな家のなかにある、ちょっと静けさに誘う空間。
きっと子供たちが寝静まった後に、間接照明に包まれた空間に身を置くのは、親としてはちょっといい時間ですよね。