先日応募したデザイン・コンペが入賞しました。こういうのは、ちょっとした励みになり嬉しいものですね。
このコンペは「家の風景 風景の家」と題されたもので、千葉県九十九里浜に面した分譲宅地が舞台となっています。区画割りは画一的なのですが、そこに住宅が建ちならんだ際に、どのような魅力的な風景を創出できるか、そのためのルールやモデルプランをデザインするというもの。
http://www.tokyokenchikushikai.or.jp/11_seinen/2007compe/index.html
現在、工事進行中の住宅「印西爽居」の敷地一帯は、もともと林だったところでした。大規模に宅地開発され、均質に区画割りされ整備された街並みは、便利で暮らしやすい一方で、特徴がない雰囲気になってしまうもの。「印西爽居」では、一軒の住宅が街並みの風景にいかに関わることができるかを念頭においてデザインをしました。今回の僕のコンペ案は、その考えの延長として考えてみました。
いずれこのブログでも、実際の建物としての「印西爽居」を紹介していきたいと思います。そしてコンペ案については、4月に新宿パークタワーで入選作品の展示会が開催されるとのこと。他の方の案も拝見しながら、また勉強したいと思います。