peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターの花々 その58:ストレプトカーパス・サクソルム/ケーププリムローズ

2006年01月02日 | Weblog


岩手県立花きセンターの「研修温室」に綺麗な花をつけた「ストレプトカーパス」と呼ばる植物が鉢植えにされて吊るされていました。




ストレプトカーパス・サクソルム/ケーププリムローズ
イワタバコ科 ストレプトカーパス属 Streptocarpus
「ストレプトカーパス」と呼ばれる植物は、南アフリカ、アジア原産の非耐寒性多年草であるが、ロゼット(地際から出た葉が地面に接して放射状に広がったもの)状に広げた葉の中から花茎を伸ばして赤や紫、白、ピンク色の花を横向きにつける(ロゼット)タイプ、茎が発達して立ち上がり、卵形の葉のわきから長い花茎を伸ばして可憐な花をつける(有茎)タイプ、大きな葉を1枚だけつける「ウシノシタ」と呼ばれるタイプのものなどがあるが、「ストレプトカーパス・サクソルム」は「有茎タイプ」のものである。

 花期は4~10月であるが、鉢植えにされて出回っているので、周年花を見ることが出来る。管理は、室内の窓辺でレースのカーテン越しの日に当て、夏は戸外の涼しい半日陰に移す。水は葉にかけないように株元に与える。冬は室内で5度以上に保つ。