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岩手県立花きセンターの「花の館」温室の「亜熱帯・沖縄の植物たち」の部屋に、「「ディジゴテカ・エレガンティッシマ Dizygotheca Elegantissima ウコギ科 ディジゴテカ属 分布:ニューカレドニア、太平洋諸島」と書かれた鉢植えの観葉植物が置かれていました。
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シェフレラ・エレガンティッシマ/ディジゴセカウコギ科 シェフレラ(フカノキ)属
Schefflera elegantissima(=Dizygotheca elegantissima)
「シェフレラ・エレガンティッシマ」は、ウコギ科(Araliaceae)ディジゴセカ属に分類され、「ディジゴセカ」とか「モミジバアラレア」「グリーンアラレア」などと呼ばれていますが、最近は「シェフレラ属(Schefflera )」に分類されるようになっているそうです。
また、「アラレア(アラリア)」の名で店頭に並べられていることがあるが、「アラレア」は他の植物の名前なので誤称で、日本に導入された当初になぜか「アラレア」と呼ばれたのが今でも流通している場合が多いとのこと。英名:False aralia。
「シェフレラ・エレガンティッシマ(ディジゴセカ)」は、ニューカレドニア、ニューヘブリデス、ポリネシア(オーストラリア東岸温帯夏雨気候区)原産の常緑低木で、自生地では8mぐらいにもなるという。
幼木では茎が直立し、茎、葉柄に乳白色の斑点がある。鉢植えでは葉が小型で小葉の長さは10~20cmぐらいであるが、生長すると大型の葉になる。光を好む植物なので1年中、日当たりの良い場所での管理が望ましいが、耐陰性もあるので室内のあまり光の入らない場所でも育つ。しかし、定期的に日光浴をさせてあげないと、ひょろひょろの弱い株になってしまうので注意が必要。繊細な植物に見えるが、耐寒性もあり5度以上あれば越冬できる。挿し木で殖やす。
細くギザギザに切れ込んだ深みのある濃い緑の葉は観賞価値が高く、また管理も簡単なのでインテリアグリーンとして人気の観葉植物であるが、成木になると葉の切れ込みは少なくなる。