peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手県立花きセンター」のアジサイ(紫陽花)アルボレスケンス・アナベル2014年6月28日(土)

2014年07月11日 | 植物図鑑

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2014年6月28日(土)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。今回は、「花の館エリア」の露地ほ場に植栽されている植物から見学しました。「花の館エリア」の見学を終えてから、西側にある「管理棟エリア」に移動して屋外の「木枠エリアとグランドカバープランツ」と名付けられた区域から見学しました。

「グランドカバープランツ」エリアに植栽されているアルボレスケンス・アナベルという名前のアジサイ(紫陽花)が花を沢山咲かせていました。(「研修温室」の西側)

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アルボレスケンス ’アナベル’:アルボレスケンス(アメリカノリノキ)のてまり花、グランディフローラをオランダで選別改良したもの。日本の土壌でもよく育つ。

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アジサイ(紫陽花) アルボレスケンス・アナベル アジサイ科 アメリカノリノキ属 Hydrangea arborescens ’Annabelle'

アナベルは、アメリカニューヨーク、アイオワ、フロリダ、ルイジアナにかて分布する 原種アルボレスケンス・グランディフローラ(和名:アメリカノリノキ)をオランダで選別改良したもので、わが国には30年程前から導入されており高い人気があります。あじさい園の花形的な種類で、一般家庭の庭先にもよく植栽されています。雨の後の水滴は早く振り落とすと枝が倒れにくくなります。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」(監修:藤井 清)平成21年4月1日初版発行より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34973359&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:みちのくあじさい園のアメリカノリノキ”アナベル” 2010年7月4日(日)


一関市東山町「柴宿団地」のユリ(百合)ヘラルドエンゼル ? 2014年7月11日(金)

2014年07月11日 | 植物図鑑

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2014年7月11日(金)、台風8号の影響で、雨降りが続いている一関地方ですが、一関市東山町長坂字柴宿の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地のメーン道路沿いの民家の庭に植えられているヘラルドエンゼルと思われるユリ(百合)が鮮黄色の花を沢山咲かせていました。

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ユリ(百合)トランペット・オーレリアン・ハイブリッド ヘラルドエンゼル Herald Angel

アメリカでCebeco社が育成した<strongt></strongt>

ランペット形で、上向きに開花する品種です。草丈はトランペットハイブリッドの仲間では低い方で1.2m程度。他に、乳白色の ’シルバーエンゼル’、橙色の ’ゴールデンエンゼル’、黄緑白色の ’エメラルドエンゼル’ などがあります。もとは種子系で、花色や花向きには大きな個体差がありますが、良い個体の栄養系もありまう。

トランペット・オーレリアン・ハイブリッド:最初の品種は、フランスのオーレリアン地方で、デブラ氏がサージェンティアエとキカノコユリ(黄鹿の子百合)の組み合わせで得たもので、このグループにその名前を残します。

現在流通する品種のほとんどは、アメリカのオレゴンバルブファームで1950~1960年頃に作出された品種群で、種子系(ストレイン)が中心です。そのため同じ品種であっても相当大きな個体差があります。特に良い個体は栄養繁殖もされています。

オレゴンバルブファームでは、グラフ氏を中心に、キカノコユリ、サージェンティアエ、オーレリアネセ、リーガル、レウカンサム、サルフレウム等を使って多くの品種を作り上げました。

花色は白、黄、橙、桃があり、トランペットからサンバーストタイプまでの花形があります。茎が斜生し、茎の強さに比べて花房が大きく重い品種が多いため、倒れたり、茎が折れやすい性質があります。しかし、どの品種も庭に植えても丈夫で作りやすく、日本の庭にも適した品種群です。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・ゆりを楽しむ」(監修:竹田 義)より]


一関市東山町「柴宿団地」のユリ(百合)カサブランカ 2014年7月11日(金)

2014年07月11日 | 植物図鑑

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2014年7月11日(金)、台風8号の影響で、雨降りが続いている一関地方ですが、一関市東山町長坂字柴宿の「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地のメーン道路沿いの民家の庭に植えられているカサブランカと思われるユリ(百合)が純白の花を沢山咲かせていました。

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ユリ(百合) オリエンタル・ハイブリッド カサブランカ ユリ科 ユリ(リリウム)属 Lilium orientarys Casa Blanca

英国王立園芸協会によるユリ園芸品種の登録分類の第7群(Division7)は、ヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、ヒメサユリなど極東のユリを もとに育成された交配種及びこれらとキカノコユリとの交配によって育成された品種ですが、オリエンタルハイブリッド系と呼ばれています。

カサブランカ(Casa Blanca)は、誰でも知っているオリエンタルハイブリッドの銘花です。純白大輪で、花の大きさは径20㎝以上になる大型の品種。 栽培もし易く、切り花としても庭植えとしても適しています。オリエンタル系の品種では最も丈夫で、カノコユリの強健さを強く受け継いでいると思われます。草姿、性状からは、カノコユリとサクユリだけが交配に係わったものと推測されます。

ニュージーランドで育種された品種ですが、オランダのフレッター&デハーン社で大量に増殖され世界中に広がりました。もともと庭植え用に改良された品種であるため、暖地で庭植えしても球根を数年は維持できる数少ないオリエンタルハイブリッドです。 花が横向きに咲くため、切り花栽培で密植しにくいこと、植え付けから開花までの日数が長いため、切り花栽培でのシェアは低下してきています。[管理]暑さにやや弱く西日を嫌うので、夏はできるだけ風通しのよい半日陰の涼しい戸外に置く。鉢土の過湿が苦手だが、真夏は鉢土を乾燥させ過ぎないように注意して水遣りする。 [栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・ゆりを楽しむ」(監修:竹田 義)より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=42922127&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市赤荻(あこうぎ)外山のユリ(百合)’カサブランカ’ 2013年8月11日(日)]