2014年7月17日(木)、一関市「蘭梅山いこいの森」(一関市山目字館)にマイカーで行ってきました。この日は国道4号線側からではなく、一関市街地の方から上りました。管理棟の前に車を駐めて、幾つかのコースを散策したのですが、曇り空ながら10~14時の最も日差しの強い時間帯だったので、汗びっしょりになってしまいました。
「蘭梅山いこいの森」は、綺麗に下草刈りがなされていて気持ち良く散策することができました。この日は、あまり人が行かないと思われる管理棟の裏側で下草狩りをする人たちがいました。
「管理棟」から「配水水道タンク(配水池)」の前を通り、「ブナ展示林」を抜けるとトイレがある所に出ますが、その手前120mぐらいの所にあるノリウツギ(糊空木)が白い花を沢山咲かせていました。
案内図にあるトイレ&駐車場から、広い散策路を配水池・管理棟がある方へ120mほど進んだカーブの所に生えているノリウツギ(糊空木)が、白い花を沢山咲かせていました。
ノリウツギ(糊空木) アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea paniculata
別名:ノリノキ、サビタ。日当たりの良い山野~亜高山に生え、高さ2~4mになる落葉低木。伐採地などに早く生える植物のひとつ。葉は対生、時に3輪生し、長さ5~10㎝の卵状楕円形で、先は鋭く尖り、縁に細鋸歯がある。7~8月、枝先に円錐花序を出し、小形で5弁の両性花多数とその周囲に直径1~5㎝の装飾花をつける。装飾花は白色、時に淡紅色。花序が円錐形なのでほかのアジサイ類に比べて少し印象が異なる。果実は楕円形で、先に花柱が残る。9~10月に果実が赤く熟すが、その時期でも装飾花は赤く色づきながら残っている。和名は樹皮から和紙を漉くときに使う糊を採ったことに由来する。
園芸品種のミナヅキcv.Grandifloraは花が全部装飾花。用途:庭木、細工物、パイプ、製紙用糊。分布:北海道、四国、九州、南千島、サハリン、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「葉・実・樹皮で確実にわかる樹木図鑑」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40883691&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のノリウツギ(糊空木)2012年8月21日(火) ]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34908741&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:みちのくあじさい園のノリウツギ(糊空木)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35060890&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「蘭梅山いこいの森」のノリウツギ(糊空木)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40695021&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立博物館のノリウツギ(糊空木)&土偶マンダラ]