2014年7月27日(日)、一関市の「釣山公園」昨年、すぐ近くに無料で利用できる広い駐車場と立派なトイレができたので、大変便利になりました。この公園には年に4回は行きますが、広い公園の中に植栽されている樹木や草花の何かが目にとまります。この日は、「藩主の井戸/清庵ケ池」の前の道を通って、「アジサイ園」の下の斜面の所に行くと、オオハンゴンソウ(大反魂草)が鮮黄色の花を沢山咲かせていました。
オオハンゴンソウ(大反魂草) キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckia laciniata
カナダからアメリカ合衆国東部が原産地の多年草で、山地帯の湿った草地や林縁に生える。性質が強く、園芸植物として広く栽培されたので、現在各地で大繁殖して群落を形成、在来種を脅かすことから駆除も行われている。「反魂」とは魂を呼び戻すことで、深裂する葉を幽霊の掌に見立てたことに由来するとされる。直立する茎は高さ2m近くもあり、上部で枝分かれして、先端に鮮やかな黄色の花が咲く。花の最盛期は7~8月だが、10月頃まで咲いている。頭花は直径10cmほどで、10個ほどの舌状花が1列に並んだ一重咲き。日本でよく見られるのは万重咲きの園芸品種で、ハナガサギク(花笠菊)と呼ばれている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35237845&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市のオオハンゴンソウ(大反魂草)]