2014年7月17日(木)、一関市「蘭梅山いこいの森」(一関市山目字館)にマイカーで行ってきました。この日は国道4号線側からではなく、一関市街地の方から上りました。管理棟の前に車を駐めて、幾つかのコースを散策したのですが、曇り空ながら10~14時の最も日差しの強い時間帯だったので、汗びっしょりになってしまいました。
この日は、「現在地(配水池)」から「あずまや」~「森林浴コース」を通り、今まで一度も行ったことが無い「エゾアジサイ植栽地」の方にも行ってみました。エゾアジサと思われる紫陽花は既に見頃は過ぎていましたが、未だ沢山花を付けていました。
(下4つ)「エゾアジサイ」にも「てまりエゾアジサイ」や「濃色エゾアジサイ」と呼ばれるものがあるそうですが、下記のものは「エゾアジサイの仲間」ではなく、「ガクアジサイの仲間」なのではないでしょうか?!
エゾアジサイ アジサイ科 アジサイ属 Hydrangea Serrata var.Megacarpa
今まであまり知られていなかった大型のアジサイで、現地では「オオアジサイ」と呼んでいる地方もある。元はヤマアジサイとして扱われていたが、その性質の特異性から分離された。
石川県以北の日本海側の豪雪地帯に自生する。11月末には雪で覆われ、春遅くまで雪の中で越冬する。従って生育期間が他のアジサイに比べて2、2カ月と短く、雪が消えると急速に生長する。雪の中で越冬するため、他の地域で栽培すると寒気に弱く、また暑さにも弱く、庭植え栽培はともかくとして鉢栽培では注意が必要である。
装飾花は澄み切った独特の青色。両性花は白色の種類が一般的である。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・あじさいを楽しむ」(監修:藤井 清)より]