2015年2月24日(火)、一関市東山町長坂字北山谷に居住する妻の友人を訪ねました。妻が友人と話をしている間に、私は付近を散策してみました。ネコヤナギとかフキノトウが見つかるかもしれないと思っていたのですが、見つけることができませんでした。昔、金を採掘したという岩場があり、古道が残っていました。そこにはコタニワタリ(小谷渡)と思われるシダ植物やコスギゴケ(小杉苔)と思われるスギゴケ科の植物がありました。群生する様子は杉の木立を思わせます。
(上と下)良く見ると花茎と思われるものが沢山林立しています。
コスギゴケ(小杉苔)/ポゴナトウム・インフレクスム スギゴケ科 ニワスギゴケ属 Pogonatum inflexum
スギゴケ科 POLYTRICHACEAE(ポリトゥリカセー):日本庭園にはつきものの、おそらく最も有名なコケ(苔)。比較的大型で、群生する様子は杉の木立を思わせます。多くの種は葉に厚みがあり、硬く細長く、ピンと勢いがあります。
コスギゴケ(小杉苔):葉は線状披針形で青みがかった白緑色~青緑色~緑色。高さは1~5㎝ほど。葉は乾くとくるくると強く巻縮し、まるで違う姿になります。ルーペで覗くと葉には厚みがあり、不透明。縁にギザギザの歯があります。平地で見られるのはほとんどこのコスギゴケで、割合日当たりのよい土手や半日蔭の土の上などを好みます。にはには毛の生えた帽があり、白っぽい円筒形(歯は32本)でよく目立ちます。[山と渓谷社発行「ときめくコケ図鑑」(田中美穂・文、伊沢正名・写真)より]
http://mossplan.co.jp/zukan/kosugi.htm [園芸図鑑 コスギゴケ(小杉苔)]
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/bryophyta/polytrichaceae/kosugigoke/kosugigoke.htm[コスギゴケ(スギゴケ科 ニワスギゴケ属)]
http://mikawanoyasou.org/koke/kosugigoke.htm [コスギゴケ:三河の野草]
http://blog.goo.ne.jp/bird0707/e/b4e42ae2eef94c6c4feadecf451d33fd [コスギゴケの白い帽子の秘密:かわいいコケ ブログ]