2019年4月18日(木)、一関市総合体育館の傍にある一関市遊水地記念緑地に行きました。北入口から入り、真ん中あたりまで散策しました。堤防の上の方に植栽されているレンギョウ(連翹)を観るために歩いていたらムクドリ(椋鳥)のつがいと思われる鳥が餌を探しながら歩いていました。たまにこうしたことがありますが、私のカメラではこの程度にしか写せません。
ムクドリ(椋鳥)スズメ目 ムクドリ科 Sturnus cineraceus/Gray Starling
L:24㎝、W:40㎝。橙色の嘴(くちばし)と白い顔が目立つ、畑に多い黒っぽい鳥。ユーラシア大陸東部で繁殖し、日本でも北海道から九州までの全国で繁殖するが、四国と九州では繁殖は局地的で少ない。冬期には積雪の多い地方のものは、一部の個体を除いて大部分、暖地に移動する。
生活:平地や盆地の人里付近に棲む鳥で、樹木の点在する村落地や市街地に多い。繁殖期はつがいで生活し、本来の営巣場所は樹洞だが、人家の屋根の隙間や戸袋、巣箱などもよく利用する。巣の中には枯れ草や樹皮などを敷く。産卵期は3~7月、卵数は4~9個、抱卵日数は11~12日位、巣立ちまでの日数は21日位である。芝地、畑などの地上を歩きながら、ガの幼虫などの昆虫を餌とすることが多い。また、秋冬期にはムクノキ、エノキなどの木の実も好んで食べ、育雛期に雛にサクラ類の実を運ぶこともある。つがいごとに巣を作ることが多いが、寺の屋根などで集団営巣もする。繁殖期が終わると群れで生活し、竹やぶなどに数千羽から数万羽の大きな集団ねぐらを作る。
声:春のごく短い期間に「キィーキィー、コロンコロン、ウギャー、コンコンコンココン、キチキチキチ」などと変化に富む声で鳴くことがある。地鳴きは「キュルキュル」とか「リャーリャー」。警戒声は「ジェーッ」。
見分け方:全身黒っぽく、顔に白い羽があり腰が白い。嘴(くちばし)と脚は橙色。
時期:寒地は4~11月、暖地は周年。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野鳥」より]
https://ja.wikipedia.org/wiki/ムクドリ
https://pepy.jp/22352ムクドリの特徴は?生態や分布、鳴き声は?-pepy]
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1498.html[ムクドリ:日本の鳥百科:サントリーの愛鳥活動]