peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終週「2003ー2025」 2022年4月7日(木)

2022年04月07日 | 気候、天気、季節の風物詩
るい(深津絵里)と抱き合うアニー・ヒラカワこと安子(森山良子)

【カムカム】あす最終話で「予想を大きく超えるようなサプライズ」制作責任者が明かした(報知新聞社)

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜・午前8時)が、いよいよ8日の最終話を残すのみとなった
7日に放送された第111話で、深津絵里が演じるるいと森山良子が演じるアニー・ヒラカワこと母・安子の再会シーンが描かれ、大きな反響を呼んでいる。
 そして最終話では、さらなる「サプライズ」が待っているという。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)

 第111話では、長年、絶縁状態にあった母子が再会を果たした。岡山の偕行社で行われた「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」が大盛り上がりの中、ひなた(川栄李奈)に連れられて会場にやってきた安子と、ステージで歌うるいの視線が交錯する。るいはマイクを置いて母に駆け寄り、見つめ合い、抱き合うシーンが1分間ほど放送された。

 ネット上では、抱擁する中で深津が発した「I love you…」に感動の声が相次いだ。「なかなか言えないよね「I love you」をお母さんには……るい、よかった……」「るい線決壊です…お母さんへのアイ・ラブ・ユー とてもグッと来ました」「再会できてよかった」。
 思い返せば、幼少期のるいが母に言い放った最後の言葉が「I hate you」だった。その残酷な別れから、長い時を経て口から漏れた「I love you…」。これ以上ない粋な演出に、視聴者の涙腺は緩むばかりだ。



 番組冒頭でもサプライズがあった。「語り」を務める俳優の城田優が、ひなたが担当するラジオ英会話での共演者・ウイリアム・ローレンス役として登場。こちらも放送後に話題となった。英語名ウィリアムの愛称が「ビリー」であることが多いことから、「ひなたの初恋相手のビリーではないか」といった考察が繰り広げられたのだ。

 これまでも様々な“伏線”が視聴者の興味を引いてきた本作。残り2話となった中でも、いくつもの“仕掛け”に驚かされた。そして、迎える最終話。100年の壮大な“ファミリーストーリー”はどうやって幕を下ろすのだろうか。

 制作統括を務める堀之内礼二郎氏に尋ねると、「最終話は皆さんの予想をさらに大きく超えてくるような、いろいろなものが描かれる。ハッとするような仕掛けだったり、サプライズが待っています」と明かした。

 「カムカム―」は、昭和・平成・令和の時代を股に掛け、ラジオ英語講座と共に歩んだ3代の母子の物語。その運命の母子の再会の先にある「予想をさらに大きく超えてくるようなサプライズ」とは一体何か―。泣いても笑っても、あと1話。この日の「あさイチ」で鈴木奈穂子アナウンサーが手にしていたような大きなタオルを持って、見守ることにしよう。(記者コラム デジタル編集部・江畑康二郎)


NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終週「2003ー2025」第111話 2022年4月7日(木)

2022年04月07日 | 気候、天気、季節の風物詩
偕行社・クリスマス・ジャズ・フェスティバル会場で、あることに気づく大月るい(深津絵里)=NHK提供

岡山の偕行社で行われた「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」は、大盛り上がりの中で終演を迎え、ひなた(川栄季奈)とるい(深津絵里)は聖夜の奇跡を喜びます。
偕行社・会場にて。演奏をする大月錠一郎(オダギリジョー)。(C)NHK



偕行社・会場にて。トミーと錠一郎の演奏を聴く野田一子(市川実日子)。(C)NHK
 
ドラマは最終週「2003-2025」(108~112話)が放送中で、フェス当日、出番を待つ間、るいたちが控室で準備をしていると、ラジオからアニーのインタビューが流れてきた。インタビューに通訳を介して英語で答えていたアニーだったが、1939(昭和14)年に公開された時代劇「棗黍之丞 仁義劍」のタイトルを聞いたところから突然押し黙り、そして突然、日本語で話し始めた。
その映画を後に夫となる男性と大阪の映画館で観たこと。彼が結婚から間もなく娘の顔も見ずに出征し、そのまま帰ってこなかったこと。それから娘を連れて夫の実家を出て、貧しいながらも幸せに暮らしていたこと…。
しかし、配達中の事故で娘の額に傷を作ってしまった時から歯車が狂い始めたというアニー。その後、娘と夫の実家に戻ったが、歯車は狂ったままで、家業だったお菓子屋を再建したい、義父の財力に頼らずに娘の傷を治してやりたいという自分の気持ちを優先するあまり、幼い娘の胸の内を分かっていなかったと振り返った。アニーは「るい…」と娘の名を呼びながら、岡山弁まじりの日本語で語りかけた。
「お母さん、あれから、なんべんも考えたんよ。何で、こねえなことになってしもうたじゃろうって。私ゃあただるいと2人で当りめえの暮らしがしたかっただけじゃったのに…。じゃけど私ゃあもう向き合うことができなんだ。ただ消えてしまいてえと思うた。るいの前から消えることが、るいにしてやれるたった一つのわび方で、そして祈り方じゃあそねえ思うた」
アニーの告白を聞いたるいは激しく動揺。ひなたも「アニーさんがおばあちゃん!?」と驚きを隠さなかった。ひなたは、その日の関西国際空港発13時40分の便でアニーが帰国すると聞き、急いで大阪へと向かった。

第110話(6日放送)で、アニーを追って関空へやってきたひなただったが、やはり、彼女を捕まえることはできなかった。居場所が分かり、会いに行くこともできるというひなただったが、るいは「もうええんや」と断り、今回の件を受けて、アニーが再び姿を消すはずだとつぶやいた。
錠一郎とトミーのセッションが始まった頃、会場に戻ってきたひなたは、入り口の前でアニーの姿を発見した。「おばあちゃん!」と叫び、ひなたが駆け寄ろうとすると、それに気づいたアニーは逃げ出した。ひなたは彼女を必死に追いかけた。
その頃、控室で1人出番を待っているるいのもとに、親友の野田一子(市川実日子)が現れた。安子がもうるいには会わないと決めているのなら、安子のために今日歌う意味はあるのかと悩むるい。一子は、るいのためにお茶をたてながら、意味があるのかどうかわからずとも、誰かのためを思ってやる、それだけでいいのではないかと背中を押した。

第111話で、ジャズ・フェスは、大盛り上がりの中で終演を迎え、ひなたとるいは聖夜の奇跡を喜ぶ。年が明けて映画「サムライ・ベースボール」が公開されると、再び来日したアニー(森山良子)は…。

『カムカムエヴリバディ』激走の意味…戦争や時代に翻弄された母の後悔と娘の赦し。母、娘、孫と100年にわたる愛と再生の物語。昭和・平成・令和の時代を映して

2022年04月07日 | 気候、天気、季節の風物詩
© 婦人公論.jp明るく自由な娘・ひなたと生真面目な母・るい。親子でありながら育った背景は大きく違う(写真提供◎NHK)

最終週を迎え、伏線回収で盛り上がっている朝ドラ『カムカムエヴリバディ』。4月6日の放送は、岡山で懐かしい人々がクリスマス・ジャズ・フェスティバルに集まる一方、大阪ではアニーとひなたの爆走で次回へ…。
その時期ならではの「推しドラマ」を、テレビウォッチャーで、ライター・編集者・コラムニストのかわむらあみりがご紹介します。今回は、NHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』です。(写真提供◎NHK)
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【写真】るいに回転焼きの焼き方を教わるひなた

脚本とテンポの良さがドラマの魅力を倍増

いよいよ4月8日に最終回(4月9日放送終了)を迎え脚本とテンポの良さがドラマの魅力を倍増る2021年度後期 NHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(月〜土曜 午前8:00 NHK総合ほか)。100年の家族の物語を描く今作は、朝ドラでは初めての試みとなった母娘3代のヒロインが織り成す物語だ。

初代ヒロイン・安子(上白石萌音)、その娘となる2代目ヒロイン・るい(深津絵里)、るいの娘となる3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)が登場。これまでに、岡山編・大阪編・京都編と、《ラジオ英語講座》と《あんこ》とともに歩んだヒロインのバトンが、次の世代へと受け継がれていった。

4月5日の放送回には、「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の様子が窺え、懐かしい顔ぶれも見えてほっこりさせられた。そして何よりも心をグッと掴まれたのは、最終週の予告編。かつて安子に「I hate you」と言い放ったるいが、涙を流しながら伝えた「I love you」という言葉。きっとその瞳の先には、安子がいるのだと思いたいし、そう願わずにはいられないのは私だけではないだろう。
今作は藤本有紀によるオリジナル脚本だが、なんとも観る者の心をソワソワさせる。2007年度後期 NHKの連続テレビ小説『ちりとてちん』、2012年大河ドラマ『平清盛』、2015年に第34回向田邦子賞を受賞したNHK木曜時代劇『ちかえもん』などを手掛けた藤本の力量にうなるばかりだ。

安子が生まれた1925(大正14)年から張られていた伏線が、後にどんどん回収されていくさまは実に快く、最終的には大阪万博が開催される予定の未来2025(令和7)年までが描かれる。

ヒロインだけではなく、登場人物たちの親子の関係性や、人々との出会いといった人間模様を巧みに描く藤本。3人のヒロインが違う時代を生きるゆえに、テンポ良く物語が展開していくスピーディーさも小気味いい。脚本とテンポ感が、ドラマの魅力をより増しているのだ。

 © 婦人公論.jpヒロイン3人で紡ぐ物語。「未来なんてわからなくたって、生きるのだ。」のキャッチフレーズが、今こそ心にしみる(写真提供◎NHK)

三者三様のカラーを見せるヒロインが生きる時代

そして何よりも、ドラマを輝かせているのは、3人のヒロインたち。安子、るい、ひなたが生活しているのは、府県は違えど、町の商店街だ。今作は商店街で繰り広げられる人情劇もベースになっており、セットや衣装、商品、ヒット曲ほか、各時代を感じさせる小道具や美術設定に着目する視聴者も少なくない。
そもそも3人のヒロインのうち、1925(大正14)年3月22日、岡山市内の商店街にある和菓子屋に生まれた安子を演じる上白石は、純和風の愛らしいルックス。現在24歳ながら、どこか肝っ玉母さんを思わせるような貫禄とひたむきさは、安子にも通じるところがあるように感じる。
安子が生まれた当初、商店街にはまだ着物姿の人たちが溢れ、人力車も活躍。幼少時の安子は下駄を履きながら飛び回り、同じ商店街にある荒物屋「あかにし」で、店主がこの時代いち早くラジオを入手して聴いている様子に見入る。ラジオはまだ庶民には貴重だった時代にラジオを欲しがる安子のために、兄の算太(濱田岳)が「あかにし」からラジオを盗んでくるわけだが、後のひなたの時代にも同じようなことが起こる。



ひなたの弟・桃太郎(青木柚)が、失恋からヤケを起こして「あかにし」からCDプレーヤーを盗むのだ。安子のために盗んだ算太、自らの憂さ晴らしで盗んだ桃太郎と理由は違うものの、血の繋がりを感じてしまった。「あかにし」の売り物も時代によって変わっていき、懐かしく観た視聴者も多いのではないだろうか。
1962(昭和37)年に18歳になったるいが岡山を離れて大阪へ移ってからは、大阪・道頓堀の商店街にある「竹村クリーニング店」で生活する。故郷も家族も捨てて孤独に生きることを決めたるいを、竹村夫妻が大きな愛で包んだ。錠一郎のもとへ嫁ぐるいを親代わりとして送り出す回では、涙腺が崩壊した視聴者も多いのでは。4月5日放送の「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の客席に店の竹村和子(濱田マリ)の姿も見えたが、暗いトーンだった岡山編とは打って変わって、大阪編の明るさに救われた気がした。
それは、ロングヘアで十代のるいを演じた深津が、大阪でジャズと恋を知り、トランペッターだったジョーこと大月錠一郎(オダギリジョー)と出会って、ひなたの道を歩くようになったからだ。ラジオからは、1915(大正4)年に発売された「ゴンドラの唄」の「命短し 恋せよ乙女♪」というフレーズが聴こえ、ヒロインの心境や時代とともに、観ているこちら側も気持ちが軽くなる。
笑いと芸事の町でもある大阪という明るい土地柄。町には洋服を着る人たちが増え、高度成長期という時代もあって、戦争という悲しい時代と肉親との辛い別れを背負った安子の切なさが薄まっていく。女性たちが装う、昭和レトロなワンピース姿などは、今見てもカラフルでおしゃれでキュート。悲しくても心に刻んでおくべき時代を経て、力に溢れた時代へと、ヒロインの魅力のおかげで自然に引き込まれていった。

100年経っても受け継がれていく家族の絆

1965(昭和40)年、ひなた誕生。結婚したるいとジョーが移住した京都にある下町の商店街で、回転焼きの店を営むようになったふたりのもとに生まれたひなたは、ジョーの影響でテレビの時代劇をよく観る活発な子に育つ。

時代劇以外にも、1975(昭和50)年からスタートした朝ドラ『おはようさん』、1983(昭和58)年からスタートした『おしん』など、歴代の朝ドラも登場。ラジオが貴重だった安子の時代を経て、戦争の影に怯えることもなく、各家庭でテレビを観ながら団欒できるようになった、「安心の時代」に生きるひなた。

ゆるりとした日々を過ごせる時代でもあり、家族の愛情にも恵まれて育つひなたは、何をやっても三日坊主になりがちな現代っ子に育つのも無理はない。現在にもっとも近い時代背景ゆえに、すんなりと物語に入っていけたが、そんな大阪パートでちょっとびっくりしたエピソードも。

条映太秦映画村で働くようになったひなたは、大部屋俳優の五十嵐文四郎(本郷奏多)と恋に落ちる。だが、ひなたのもとを去り、ハリウッド映画の監督アシスタントになって10年後に再会した文四郎が、別人と結婚を決意したくだりにはずっこけた。そもそも京都編では、コミカルな描写や劇中劇など、ポジティブな仕掛けがたくさんあるが、さすがに文四郎の決断には「なんでやねん!」とツッこんでしまった大阪人の筆者である。

最終回が迫る今作だが、英会話とともにキーポイントだったのが、あんこのおまじない。もとは父・金太(甲本雅裕)から安子が教わった「おいしゅうなれ」というこの言葉を安子・るい・ひなたが守り続け、小豆を煮る際に3世代にわたってつぶやく姿は、脈々と受け継がれていく家族の強い絆を感じさせる。

4月5日の放送では、日本を訪れたアニー・ヒラカワが大阪で磯村吟(浜村淳)のラジオ番組に出演。初めて観た映画をきっかけに押し黙った後、突然日本語で半生を語り始め、最後は岡山弁で涙ながらに「るい」と語りかけたのだ。母への愛ゆえ、岡山での過去ごと母を忘れようとしたるい。娘への愛ゆえに姿を消すことを選んだ母…。
100年の物語の結末は? 最終回まで、これからも見逃すことはできない。



黒柳徹子さん、ウクライナ支援へ募金口座を開設。自らの戦争体験を明かし、「他人事とは思えません。」

2022年04月07日 | 気候、天気、季節の風物詩

黒柳徹子さん(2019年)

俳優で、ユニセフ(国連児童基金)の親善大使を務める黒柳徹子さんが4月5日、自身のインスタグラムを更新し、自身の戦争体験を明かした上で、ロシアのウクライナ侵攻への思いをつづった。ウクライナの子どもたちのための募金口座を新たに開設したといい、「一人でも多くの子どもたちを救えますように」と協力を呼びかけた。
黒柳さんは、「ここ一ヶ月以上、毎日トップニュースで報道されていますように、ウクライナがたいへんなことになっています。命を落とす子どもたち、つらい思いをしてる子どもたちも、たくさんいます」と投稿。
その上で、「私が子どもの頃、戦時下でも小学校に通っていました。学校にいる間はいつも『家が空襲で焼けてないかな、両親は無事でいるのかな』と不安に思いながら過ごして、学校が終わると一目散に走って家に帰りました。私は、運よくそれから青森のほうに疎開しましたが、疎開先が見つからず、東京に残った友達はどうしているだろうと、毎日心配でした」と、自身の戦争体験をつづった。
続けて、「ウクライナの子どもたちはどうしてるのでしょうか。戦禍から逃げ惑ったり、遠い道のりを歩いて行ったり、一人ぼっちになったり、そういったウクライナの子どもたちを見ると、他人事とは思えません」と、ウクライナへ思いをはせた。
ユニセフ親善大使として、世界中の子どもへの募金を呼びかけてきた黒柳さん。
ウクライナの子どもたちのための募金口座を新たに開設したといい、「こちらの口座に寄付していただいた募金は、私が責任をもって、国連のUNICEFを通して、全額をウクライナ支援のために使わせていただきます。一人でも多くの子どもたちを救えますように、皆様よろしくお願い申し上げます」と協力を呼びかけた。
〈口座は次の通り〉
みずほ銀行 六本木支店
普通 4115679
ユニセフ親善大使 黒柳徹子
また投稿では、募金を呼びかける動画も公開。
青色と黄色のウクライナカラーの身なりで、「子どもたちがどんな悲惨な目に遭っているのか」とした上で、「皆様に募金をお願いして、子どもたちのために使いたいと思います。ウクライナのためだけに使わせていただきたいと思っています。よろしくお願いします」と、寄付を呼びかけた。
日本の選択 「プーチン氏にも正義がある」論の落とし穴 断固、ロシアの侵略行為を糾弾! 国際秩序破壊、むき出しの暴力で「帝国主義」復活へ (msn.com)  2022/04/06 06:30









NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終週「2003ー2025」第110話 2022年4月6日(水)

2022年04月07日 | 気候、天気、季節の風物詩
【明日6日のカムカムエヴリバディ】第110話 再び姿を消したアニー、出番待つるいの元に一子が現れ [ 2022年4月5日 13:00 ]

女優の川栄李奈(27)が3人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6日第110話が放送される。


 「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」で錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが始まった頃、ひなた(川栄)は会場のそばでアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿を発見。急いで駆け寄ろうとするが、それに気づいたアニーは走り出し、再び姿を消してしまう。その頃、控室で一人出番を待っているるい(深津絵里)のもとに、親友の一子(市川実日子)が現れて…。


 上白石萌音&深津絵里&川栄がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本で、ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から安子(上白石)の物語がスタート、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、そして、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 京都の下町商店街育ち。父親の影響で時代劇が大好きな、ひなた。正義感が強く、弱きを助け強きをくじく清さが魅力だが、地道な努力が苦手で何をやってもうまくいかず、挫折の繰り返し。自分の居場所を見つけられないまま過ごす中、さまざまな出会いを通して、ゆっくりと成長していく。

 主題歌は森山直太朗が作詞・作曲し、AIが歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優が務める。




6日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、健一(世良公則)が、たちばなのおはぎについて「横須賀」にあったと証言する一幕があり、ネットもざわついた。
 この日の「カムカム-」では、ついにクリスマスコンサートが始まる。観客にはコーヒーとおはぎが振る舞われ、竹村クリーニングの和子(濱田マリ)は「おいしいわあ」と感激する。
 これに健一は「横須賀におった時からのお気に入りの店じゃ」と説明し「今日もスポンサーになってくれとる」と笑顔。勇(目黒祐樹)は「そげん遠くの…」と驚くと、健一は「岡山の百貨店にも入ってる」と説明している。
 健一は出征しており、戦地から戻ってきたのは横須賀であることは、安子編の時に語られている。今回のクリスマスコンサートのスポンサーには「たちばな」の名前もあり、どうやら「たちばな」本店は横須賀にあるようだ。
 ここでネットが想像するのは、安子の父・金太(甲本雅裕)からおはぎを盗んだあの少年。金太はその少年を責めず、おはぎを1箱渡し、売ってくるように伝え、売上金からお金を払うように言う。周囲は少年はそのまま帰ってこないと忠告するも、金太は少年を信じる。するとその夜に金太は、戦地へいった算太の夢を見る…というシーンが描かれていた。
 ネットでは「たちばな」を再建させたのはこの「おはぎの少年」ではないか?との声も。「おはぎの少年と元お弟子さんがどこかで出会ってたらそれも面白いよね」「横須賀で たちばなを展開してるのはやっぱりあの時のおはぎ少年だよね」「あの男の子じゃないよね、さすがに」「たちばなのおはぎはまさかの横須賀 おはぎの少年で間違いないだろなぁ」など、あの少年を思い起こす声が多数上がっていた。