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猊鼻渓の船下り、東北観光にレツラゴー

2016-08-18 22:07:36 | 旅行

猊鼻渓の船下りといっても知らないだろーーー。

京都の保津川なんかは有名ですが、猊鼻渓は岩手県の一関から30分ぐらいのところにあるコンパクトな渓谷です。

なんというか、、、東北らしく呑気で人情味溢れています。

演歌とか浪花節とか浪曲が似合うというか、、、。

往復で90分でした。

日差しが出ると水面からの反射で暑いのなんの。

猊鼻渓の船下りは、冬の雪景色だと情緒がありそうですが、、、それはそれで無茶苦茶寒そうです。

船と一緒に餌付けされたカモやお魚が追ってきます。

大きな鯉よりも小魚の方がすばしっこくて、人が餌を鯉の口すれすれに投げても、小魚が飛んできてパシッと取っていきます。

猊鼻渓の名所の説明があるのだが、世界の大渓谷を見た目にはどーーーにも。

だけど、それをヤンヤと楽しむのが東北旅行のマナー。

ずんだ餅や、アイスクリーム、饅頭を頬張りながらゴザの上にあぐらをかいて、ちびりちびりやるのです。

あーーーぁ、これが東北なんだな〜〜〜。

夏休み期間中なので子供ちゃんが多い。

やたらと多かった。

アイスクリームを食べるのはいいけど、カップをひっくり返さないでほしいなー。

ネチョネチョしたクリームがゴザに染み込むじゃないのさ。

東北らしく垢抜けない船遊びがいいんですねー。

しかも、夏休みの子供らがうるさいのなんの、情緒なんてありゃしない。

情緒を求めるならば、子供が耐えられないような、しばれるような寒さの冬にいきたい。

最近は台湾の観光客が増えたと言っていた。

反対に中国本土の観光客は激減だそうです。

中国本土の方たちは団体さんできていて、個人客主体の台湾の方たちとはマナーも違う。

本土のお客さんは団体さんなので、ワイワイガヤガヤ中国人同士で大声で話して、船頭さんの話など聞こうともしない。だけど、その団体さんが減ったと嘆いていた。

でも、台湾からの個人客が増えたので通訳さんを雇ったそうだ。

すると、通訳さんが喋るので、船頭さんが話さなくて済むそうです。

でもでも、船頭さんはお客さんがわかっても、わからなくても喋らなきゃいけないのじゃないのかな。

通訳が話すかどうかは別問題だぞーーー。

まず、船頭さんの日本語で観光案内をするのが筋というもの。

岩穴の手前にある賽銭箱にお金が入ると、、、それはそれは、ありがたーーーい「キラーン」という良い音がします。

皆さん投げるけど、入るのは稀でした。

いい音でした。

うまく作ったものです。

それで人は入らなきゃ何回も投げるので、周りはお賽銭だらけ。

良いアイディアだなーーー。

霊験豊かな音をうまくでっち上げている。

船下りの終点です。

水流が岩を削ったそうだ。

そこにも霊験豊かな運玉というのを売っていた。

なんともインチキくさい運玉だと、、、。

素焼きの玉に何か書いてある。

運玉を投げ入れる先はただの岩の窪地です。

遠いのでなかなか入らない。

そうすると、、、船が出発地点に戻った時に、土産物屋さんで「運玉饅頭」なるものを買わされる、、、。

東北でしょーーー。

何から何までーーー。

座布団は救命胴衣を兼ねています。

これは必要でしょうねーーー。

一通り船下りを90分楽しんだら、「ありがたーい運玉饅頭」を買って食べてくださいとのこと。

私の乗った船には屋根がなかったが、簡単に付けられるらしい。

冬だったらそりゃ寒いものーーー。

いわば屋形船みたいなものです。

船頭さんになるには厳しい試験があるのだ。

紅一点女船頭さんがいらした。

けっこう力仕事ですぞー。

料金は忘れた。

1名2000円はしなかったはず。

おすすめしますだ、、、。

コメント (1)
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