箒で道路をはいていたら、姫ツバキなどの花や葉が落ちていた。
目を近づけてみると、遠目にごみのように感じた掃きだめが美しい残像のように見えてきた。
はかないものは美しい。
これがプラスチックだったら、そうは感じなかったのだろう。
じゃーん
姫ツバキとて中心部が咲ききらないうちに落花して名残りを感じます。
世の中にはよくあります。
20代の美しさの絶頂で命を落とす女性だっていらっしゃる。そんなことを考えさせられるような残像だった。
掃溜めには掃溜めじゃない輝きだってあるということ。
無常なんてものではない。
花瓶に活けられて飾られている花以上に、落花して朽ちるものの美しさを感じた、、、のだ。