ランシモ

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ダウンジャケットを自分で修繕

2017-10-31 21:22:37 | 日記・エッセイ・コラム

極寒用のダウンジャケットからダウン(鳥の羽毛)が飛び出してきた。

もっとも、40年間は使っているので、毎年のように生地を補強してもらっていた。

私が初めて買ったダウンは、日本のマナスル登山隊がヒマラヤに持っていくために開発されたものだった。

ダウンの量が多くて10年間ぐらい使っていたが、いかんせん日本の黎明期のもので、生地が弱くてダウンがどんどん抜けて行ってしまった。

最初のころはミッシュランのタイヤ人みたいに、ぷくぷくしていたが、最後のころはけっこう薄くなってしまった。

極寒用だったので着丈が長くてタウン用のダウンとは大違いの暖かさだった。


それで、丈夫で着丈が長くて暖かいものを探していたら、「天山」という分厚いダウンを見つけてゲット。

それなりに良い品だが比較的安かったので、その当時のベストセラーだった。

しかし、長く、、、超長く40年間も使っていたら、ダウンはいいけど生地がさすがにほつれてきた。

最近は毎年のように補修に出していた。

でも、ICIスポーツに持っていったところ、ご自分で直せますよーと突き返された。

昔々、ICIスポーツが大久保通りにあったころ購入したもの。ICIスポーツは良いものをおいていたので、私の行きつけのスポーツ用品店だった。ICIスポーツが有名店になったら大久保から神田や原宿に行ってしまい少し残念。

そこで、、、補修グッツを買ってきてチャレンジです。

 

全くおしゃれじゃありません。

機能優先の昔ながらの極寒用ダウンです。

街中用のおしゃれなダウンじゃありません。

生きるか死ぬかのような極限で使われるような衣類です。

東京の冬なら、この中は下着だけでも大丈夫なくらい温かい。

来たらぷくぷく着ぶくれします。

ところが、木曽駒ヶ岳から戻ってきたら、、、あらあら首周りからダウンが飛び出しているじゃありませんか!

ここの首回りが、いちばん生地がすり減るところで、何度修繕したかわからないほど、、、。

何回もテープで補修していますが、補修したところが丈夫になるので、他にしわ寄せが行くみたいです。

すごく薄い生地のナイロンです。

裏に強力なノリがついています。

ペタッと貼るとくっついて剥がれません。

世の中便利なものがあるんですねー。

タイヤのパンク修理みたいです。

角を丸くすると剥がれにくくなるそうで、ハサミで丸くカット。

じゃーん

ダウンの亀裂に貼り付けました。

もう何重に補修している。

そりゃ40年も使っていれば、どんな生地でもへたってきますだー。

袖もちょっと危なかったので補修。

ここも酷使されるので、生地がヘたるところです。

よーーーし、これでまた10年は着れるぞーーー。

一生ものだなーーー。

信長は人生50年なんて言っていたけど、このダウンは、もうじき50年だんべーーー。 

コメント
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