ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

リゾナーレ

2007年03月02日 | Weblog
八ヶ岳のふもと小淵沢に、「リゾナーレ小淵沢」という
リゾート施設がある。
イタリアの建築家が設計した、イタリアの街並みを感じ
させる「レトロモダン」とう表現がぴたりとくる、全体
に統一感のある、数多あるバブル的リゾートの中では、
珍しく雰囲気のある良い感じの施設だ。
実際、センスのよさからCMとか雑誌の背景としてよく
使われている。
知ってるのだけでも、10近くはあるのではないか。

ここもご多分に漏れず、バブル期に計画され(確かマイ
カルグループだと思ったが)、ご多分に漏れず、他のと
ころと同じように破綻した。
それを、「星野グループ」という、駄目になった施設を
再生するのを専門にした企業が買い取り、見事復活を遂
げたのだ(多分)。
もともとの施設が、安っぽいものではなくポテンシャル
は高かったので、「星野グループ」が買った時点で上手
くいくんではないかと思ったが、矢張りその通りになっ
たようだ(多分)。

前置きが長くなったが、その中に新たに出来た「ブック
カフェ」にお邪魔したのだ。
ここは、堂々と立ち読みが出来るカフェで、本屋として
買っても良いし、読んでも良いし、お茶だけでも良いし
と、なかなか使い勝手が良いのだ。
長時間いても、気にならないくらい広いし、謂わば三分
の一図書館、三分の一本屋、三分の一カフェといったと
ころだ。
置いてある本は、ヴィジュアル系が多く(見るだけとい
う需要を考えて)、建築関係とか自然関係も充実してい
る(特に建築関係は)。
今回は、チーズの本を読んだ。
こういうところでは、写真が一杯のものの方が良い。
基本的に、あまり頭に入らないので、今となってはその
内容は殆ど覚えてない。
結局、カフェはボーっとするに限る、という大原則を今
回も確認したのだが、ここは子供ファミリー客には向い
てないが、ちょっとした穴場とは言える。
但し、カフェ以外のものを利用するとなるとそれなりの出
費がかかる。
決して、大衆的なリゾートではないので。
もう一つ、これは星野リゾート全体の傾向らしいが、食
べ物に関しては特筆すべきものは無いということらしい
(らしいと書いたが、半分自分の実感)。
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