ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

フィギュアー

2007年03月24日 | Weblog
リアルタイムでまず見ることは無いのだが、ニュース
で流れていたので、日本人選手と韓国人選手のダイジェ
ストを見ることとなった。
もともとこの手の競技は、印象という曖昧な要素が入
るので、すっきりとした基準で決着がつかない。
つまり、容姿という点だけでも不利有利があり、そこ
に表現力という、これまた主観的な要素が入り、芸術
性という言葉で無理やり納得させるという感がある。

しかし、今回の韓国人選手キム…は、明らかに他の日
本人選手より滑らかで、動きがある演技だった。
印象という曖昧な基準であるが、その印象でこれだけ
差を感じるのは、彼女の容姿もかなり影響しているも
のと思われる。
素材の違いは矢張り大きい。
日本人の「ミキティー」(こういうアイドル化はどう
にかならないか)などは、どうしても「硬い」という
印象を受ける。
浅田選手は、恐いもの知らずの状態から次の段階に上
手く移行できるか、というところで、迷いがあるのだ
と思う。

と、一端の評論家のごとく見てしまうのもテレビ局の
思う壺か。
他の局は他の局で、シンクロに力をいれ、メダルがど
うのと大騒ぎの態。
全く、同じような状態のテレビ局が二つ。
毎度のことではあるが、この「メダルフェチ」振りは
何とかならないか、と思っても何ともならないことは
判っている。

それより不思議に思ったのはシンクロでのソロ。
シンクロの意味から逸脱していると思うのは自分だけ
か。
どう見ても、「スイムダンス」だろう、あれは。
共時性などという意味はどうでもいい、ということな
んだね。
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