ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

お勧めの一品

2008年04月03日 | Weblog


新しいデジカメの、所謂試し撮りをするべく、蓼科に
行った。
しかし、当然のことながらまだ寒い。
桜が咲くのは、一ヵ月後。
先日の雪も残っているし、まだまだ冬だ。
撮りたいものの姿形は一切無し。
つまり、蝶或いは虫類の気配はないということだ。
仕方無しに、試し撮りだからと、木の芽をマクロなど
で撮る。
今回はスーパーマクロの機能で、1センチまで寄れる。
その具合を見たいのだ。
そこは、以前のへぼカメラと違って、ちゃんと確信を
持ってピントが合っているのを実感できる。
が、ぶれてるかどうかは分からない。
それは、腕の問題である。

今までは室内でしか撮っていない。
つまり、フラッシュをたく状況ばかりだったのだ。
自然光でどれほどの画質になるのか、楽しみである。
とは言ったが、それほどこだわっているわけではない。
画質よりは、ピントが合っている方がうれしいのだ。
それに、フラッシュも、自分でフラッシュをあげない
といけないこに気づいたのは、昨日のことである。
それまで、勝手に出て発光するものばかりと思ってい
たのだ。
いろいろ試し、1センチ四方の対象物でも、まず大丈
夫なことは分かった。
ただ、細いひも状のものを、50センチくらい離れた
ところから撮るのが難しい。
具体的にどういうものを想定したかというと、「イト
トンボ」だ。
ぐっと寄れれば問題ないが、そういう距離の時に、幅
数ミリのもにピントを合わすことが上手くいくかとい
うことである。
ズームを使ったりして、上手く撮れるようにしたいも
のである。
今後の課題。

撮影は、さっと切り上げ、昼飯の時間だ。
あまり何かを食べたいというものが無かったので、沿
線のラーメン屋でラーメンでもということになった。
積極的に食べたいものが無い時に、ラーメンでもとい
うことになるのだ(年に数回あるかないかというとこ
ろだが)。
だから、特別にラーメンに何かを求めることはしない
し、いらない。
不味くなければ良しなのだ(こだわりのラーメンなど
というのは問題外)。
で、普通にラーメンを食べ終わったところ、一人の客
が入ってきた。
ちょっと、ラーメンにはうるさいぞという雰囲気を発し
ている(こういう客が多くてうんざりだ)。
そして、その後のこの客の発言が更にうんざりを倍加
させた。
その客は店の人に「ここのお勧めは何ですか」などと
聞いている。
ラーメン屋にお勧めも何もないだろう。
ラーメンに決まってるだろう。
後は、味噌なり醤油なり自分の好きなものを黙って頼
めばすむことだ。
毎日仕入れが変わるすし屋だったら話しは分かる。
ラーメン屋でお勧めって、自分では気の利いた質問で
もしているつもりなのだろう、自信満々の顔をしてい
たが、店員さんの一瞬答えに詰まっていたことの意味
は、多分一生理解できないであろう。
自分の決断力の無さと、鈍感さを露呈していることに
も、一生気づかないのだろうな、とその時思った。

ラーメン屋に限らず、「お勧めは」と聞きたがる人間
が決断力に乏しいというのは、経験上からしてかなり
当てはまることであると思う。
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