ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

里山2

2008年04月18日 | 食べ物


野良猫などを撮りなが、らぶらぶら30分ほどしたと
ころで何やら催してきた。
小であるなら、いくらでも周辺で可能なのだが大では
そういう訳に行かない。
車で家まで引き返すか、或いは、近くのスーパーかな
どと考えながら歩いていたが、一番良いのは近くの知
り合いの家でトイレを借りることかな、と思いそこへ
向かうことにした。
小学生でもあるまいし、とは思ったが、良く知ってい
る家なのでまあ良いだろうという感じであった。

家に行くと、ちょうど知り合いは外にいて、用件を伝
え、かって知ったる家なので、さっと用事を済ます。
直ぐに帰るつもりだったが、時間がちょうど昼前(時
間的にちょっとまずいとは思っていた)だったので、
昼飯を食べていけということになってしまった。
ちょっと話をしている間に、同時に用意していたのだ。
もうすでに出来上がってしまっていたので、結局、食
べていくことになった。

そして、その出してくれたおかずがこれまたお昼には
珍しいもので、「馬刺し」であった。
確かにこの辺は「馬肉文化圏」ではあるが、なかなか
お昼に食べる習慣があるほどのディープさは持ってい
ない。
居酒屋のメニューに普通にある、その程度の浸透度で
ある。
聞くと、たまたま何かの為に買ってあったということ
であった。
そりゃそうだ。
しかし、「馬肉の刺身」というのはご飯のおかずに合
うのか。
好きな人は好きなのだろう。
これは、個人的な問題であろうが、元々私の場合、馬
肉に限らず刺身はご飯のおかずにはならない。
どうしても、おつまみというか単独でたべるものなの
だ。
鮨飯だったら、魚の刺身は最高の組み合わせだ。
しかし、白米ではどうもなのである。

馬刺しだったら、ちょっと焼けばおかずに一気に変身
なのだが、と思いながら(せっかく出してくれたもの
に文句は言えない)、ほぼ二人前ほどの「馬刺し」
を食した。
肉そのものは、赤身で充分美味しいものであった。
考えてみれば、「馬刺し」なんて食べたのは何年ぶり
かのことである。
元々積極的に食べたくなるというものでもないので、
そう機会はない。
多分、今回の「馬刺し」は、「個人的馬刺し食」の歴
史の中で、確実に記憶される出来事になるだろう。

その後、その家の庭に咲いている様々な花のレクチャー
を受け(直ぐ忘れてしまうが、今回<二輪草>は覚え
た)、「ヒメギフチョウ」の食草の「ウスバサイシン」
を確認し、あまりに模様が美しかった「椎茸」の写真
などを撮りお暇したのだった。
というわけで、本日はその椎茸の写真。
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