ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

名もなき通りをⅣ

2010年12月21日 | トマソン

 

名もなき通りを歩いていると、真っ先に目に飛び込んでくるのはどうしても「原爆タイプ」。これはどの路上においても不変。しかし、習慣とは恐ろしい、そこには慣れというものがあり、それなりの美品であるとか迫力があるとか、要するに個性がないと発見の喜びも以前ほどはない、という事態に陥る。そんな状態の中見つけたのがこれ。くっきりと美品である。しかも細長い。こういう細長いものは珍しい、充分個性的と言えるのではないか。

 

 

そして、次に発見したのがこれ。これもくっきりと、しかも前のとは違ってなんら手を加えてない素のままである。だが、ここまではそれほど珍しくない。特筆すべきはそのてっぺん。十字架があるではないか。しかも煙まで。まるで暖炉付きの教会だ。ということで、これも充分個性的なものと言える。こうやって、「原爆タイプ」も色んな変化球を投げかけてくるのである。

 

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名もなき通りをⅢ

2010年12月21日 | トマソン

 

名もなき通りを歩いていると、と言うには大きな通りを歩いていると、しょっちゅう目にしていたのに今までは見過ごしていた味のある物件に気がついた。染みの具合、補修具合が良い。黒化した階段が相当怪しくて、これまた良い。これが無用階段だったら、もう言うこと無いところだが、それらしい匂いはあるのだが、残念ながらちゃんとした階段であった。

 

 

更に歩いて行くと、いい感じの洋館が。ここの二階に「カフェ.ラボラトリオ」(12月16日)はある。外観と内観があまりにマッチしている。

 

 

そして、おまけはこれ。壁に浮かぶ謎の模様。龍の足跡か。

 

 

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