買い物ついでに初詣に行った。今は三が日でも普通に店は営業してるので、嘗てのように三が日の静寂というものは感じられない。二日だが、諏訪大社秋宮の参道はそれなりの人混みであった。初詣などと言っても、実は、目的の半分は参道の屋台のケバブサンドを食べること。当地でも、数年前から昔ながらの屋台軍にケバブ屋が参入するようになったのだ。シロコロホルモンとかB級グランプリで有名になったものも登場しているが、どうもあの手のものは食指が動かない。文化に根付いた郷土食が基本のものと、B級グランプリ系の食べ物は根本的に違う、と言ったことはこの際どうでも良く、単にケバブサンドが好きということなのだ。先にお参りを済ませて帰りに買おう。
丁度昼時で、他はそうでもないがここだけ4人ほど並んでいた。そして一番後ろに並ぶ。すると立て続けに後ろに並びだした。どうも呼び水になったようで、後ろの客はケバブって何だと話しながら待っている。どうやら、ケバブを食べたことはないらしい。行列というのは、それだけで行列を呼ぶことが良く分かる事例である。こちらの順番が来て頼むのだが、チキン、ビーフとあったのでチキンをピリ辛ソースでと頼んだら、チキンビーフのミックスのみと言われる。で必然的にミックスとなる。食べてみると殆どビーフで、何処がミックスだと言う肉だったがこれも屋台系のよくあることだ。しかし味的には、今一つスパイス(辛味ではない)の効きが弱かった。これも屋台によって味が違うと言う屋台系では良くあることである。