ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

本屋探索

2012年01月12日 | Weblog

 

松本の「丸善」に行く。今回は隅から隅までじっくり見る。途中、フランス文学コーナーの「ブランショ」で食指が動く。元々ブランショ関連は出版数が少なく、一般の本屋にはまず置いてない。暫くページをめくり迷う。簡単に読める本ではないし、かなり難易度が高い。買っても途中放棄が考えられる。で、結局今回はパスすることにした。とりあえず、読みかけのものを終えたら考えることにする。

次に引っかかったのは生物学コーナー。と言ってもお目当てはそんな専門書ではなく、昆虫図鑑だ。トンボ関連のいい図鑑でもないかと見てみたのだが、立派なカメムシ図鑑はあったが、トンボに関しては、数年前ネットで買った同じ図鑑の縮小版が、唯一のちょっと本格派図鑑であった。カメムシ図鑑も面白そうだが、面白そうだけで万は出せない。

結局一時間ほど探索したが、購入は無し。しかし、時間調整のためには良い場であることは今回強く実感した。これからもちょくちょく利用しそうだ(街の普通の本屋にとっては致命的なので良いことばかりではない)。その後、去年オープンしたガレット専門店に行く。松本では専門店としては初だろう。ランチのコンプレットを頼む。チーズとハム卵の組み合わせの代表的なガレットである。出てきたものは、一見してイメージとはちょっと違った(専門店の一般的なものと比較して)。色が薄いし(そば粉の色があまり出てない)小さめで、食べてみると矢張り皮がパリッとしてなく、そばの香りがしない。チーズもグリュイエールではない。普通のクレープに近い味と感触だ。cafe Tacのガレットの方が数倍美味い。というわけで、ガレットはちょっと残念な結果であった。

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