ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【鑑】第30回 陸上自衛隊第7音楽隊 定期演奏会

2006年03月13日 22時20分16秒 | 鑑賞記録
第30回 陸上自衛隊第7音楽隊 定期演奏会
2006.3.11(土)14:00開演, 室蘭市文化センター, 入場無料(整理券)
指揮:村田茂

・国歌斉唱「君が代」
・吹奏楽のための序曲「希望の大地」~国際貢献活動に従事する隊員に捧げる~ 村田茂 作曲
・組曲 展覧会の絵  M・P・ムソルグスキー作曲 高橋徹 編曲

・涙の数だけ 「戦国自衛隊1549主題歌」 AKIRA 作曲 菊地光一郎 編曲
・交響組曲 「ハリー・ポッター」より 賢者の石・秘密の部屋・アズカバンの囚人・炎のゴブレット
  J・ウイリアムス、P・ドイル 作曲 R・W・スミス、R・シェルドン、V・ロペス 編曲
 ポップスステージ【ゲスト:織田浩司】
 ・ナイス・ショット 渡部貞夫 作曲 久石譲 編曲
 ・追憶のテーマ M・ハムリッシュ 作曲 浦田健次郎 編曲
 ・トゥルース 安藤まさひろ 作曲 星出尚志 編曲
・桜  小渕健太郎 作曲 菊地光一郎 編曲
・ディア・ミスター・ジョーンズ クインシー・ジョーンズ 作曲 菊地光一郎 編曲
アンコール ビートルズ「イマジン」
アンコール ?(吹奏楽定番の曲のようだが、曲名わからず)

・ただただ「展覧会の絵」が聴きたくて、行ってきました。 自衛隊の音楽隊の演奏を聴くのはたぶん初めて。室蘭では11年ぶりの演奏会だとか。今回演奏のメンバーには千歳フィルの団員がいたり、道内アマオケでご活躍のハープのAさんがいたり。
・演奏会がはじまると、まずはプログラムにはない国歌斉唱。「皆様その場にご起立ください――」
・希望の大地:指揮者による自作自演。
・展覧会の絵:この演奏会のために編曲されたようで、編曲者も会場にきており、紹介されていた。プログラムによると「現在、M・ラベルが管弦楽に編曲したものが世界的に演奏されていますが、今回の高橋徹氏の編曲では、オリジナルのピアノ譜から新たな発想のもとで吹奏楽用に編曲されたものです。」とのこと。編曲する態度として、オケ版に同調して違和感のないものにするか、吹奏楽の特性を生かして全く新しい世界を開くかの二つのアプローチが考えられますが、結果、なんとも中途半端。冒頭のメロディーがパーカッションだったのが衝撃といえば衝撃だったが。曲の後半になると、普段音楽会なんて聴きにいかないお客さんが多かったせいか、「ツマンネー」「早くおわんないかなー」といった空気が微妙に漂ったのが、ちょっと気の毒だった。
・戦国自衛隊主題歌:吹奏楽オンリーと思っていたものだから、三人でマイク持って歌いだしたのにはびっくり。エェェー!?自衛隊は歌まで歌うのか!?宴会でのカラオケ大会と紙一重。
・ゲスト織田浩司(A.Sax):「日本を代表するサックス奏者」と紹介されていたが、スンマセン、どのへんが日本を代表しているのかわかりませんでした。あまりにも音色がギラギラしてて・・・なんだかなぁ・・・こういうものなのかなぁ・・・
・『自衛隊』という先入観と、制服を着て演奏していたせいか、演奏の全体的な印象はやや硬め。上手いことは上手いんだけど、あんまりハジけることのない大人の演奏。 トランペットの1番、ユーフォニウムはスゴい奏者がいた。
・ピッコロといえば黒いもの(木製)と思っていたが、銀色(金属製)のものを初めて見た。
・客数約1100名[目測]:大入り満員。どうせガラガラでゆっくり聴けるだろうと思っていたが、あてがはずれた。とても吹奏楽なんて興味のありそうにない高齢者がほとんど。なんなんだ??いったいどういう集客をしたのか謎。
コメント (4)
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