ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】函館MB混声合唱団第37回定期演奏会「グローリア・ミサ」

2007年09月04日 22時16分45秒 | 演奏記録
函館MB混声合唱団第37回定期演奏会「グローリア・ミサ」
若き日のプッチーニ 新たなる感動をオーケストラと共に
2007.9.2(日)14:00開演, 函館市民会館 大ホール, 入場料 一般1000円
指揮 半田曉, テノール 大村義美, バリトン 木村映之
共演 函館市民オーケストラ, 函館男声合唱団, Ensemble Morze, パート 2nd Violin

♪6人の作曲家による「アヴェ・マリア」
1.グレゴリオ聖歌
2.ヴィクトリア
3.バッハ=グノー
4.ロッシーニ
5.ヴェルディー
6.ブルックナー
♪プッチーニ「グローリア・ミサ」
1.キリエ 《主よ 憐れみたまえ》
2.グローリア 《栄光の賛歌》
3.クレド 《信仰告白》
4.サンクトゥス 《感謝の賛歌》
5.アニュス・ディ 《神の子羊》
アンコール John RUTTER 『The Lord bless you and keep you』

・合唱団の演奏会の伴奏に函館まで行ってきました。曲はプッチーニのグローリア・ミサとのことで、さっぱり知らない曲です。プッチーニに宗教曲とは似合わないイメージですが、プログラムの曲解説によると音楽院卒業時の若いころに作曲されたそうです。さらに調べてみると『レクイエム』なんてのも作曲していたのですね。初耳。
・当日の集合時間前には(新)五稜郭タワーを見物に行き、出番は半分だけなのでリハ終了後の長い空き時間には、会場の近所のブックオフに出かけたり、車にこもって本を読んだり。緊張感ないなぁ。
・今回もお隣はY師匠。今年に入ってから記憶にある限りでは、函館定演、室蘭ジュニアオケ、札幌西区オケ、夕張に続いて5度目。これだけあちこちの団体で特定個人と隣で弾くことなんて天文学的な確率ではないかと思います。すっかり二人で一セット。チャカチャカ弾いてて二人で同時に♭落としたりなんかして、目を合わせるまでもなく気配でお互いニヤリとしたのが伝わります。演奏中もポジションの取り方やビブラートのつけ方、指や肘の角度なんかを観察しつつお勉強。
・指揮の半田氏による練習は、とにかく奏者に嫌な気持を抱かせないような非常にソフトなものでした。とちったパートを睨むときは、常に笑顔。
・1stVnの高音の音程、Va泣かせのフレーズ、パート間でなかなか合わない6連譜の刻み、思い切りルバートのかかる部分など難所がいくつかありましたが、本番の出来はかなりよかったと思います。個人的には早い部分が一段ほどまるまる抜けてしまった部分がありましたが。合唱の方は、弾きながら聴いていて「人の歌声ってきれいなもんだなぁ~」と思える瞬間が随所にありました。あちこちから寄せ集めた約110名の大人数にもかかわらず、とてもまとまった歌声だったと思います。客席には涙しながら聴き入っていた方もいらしたとのこと。
・客数約1000名(目測):開場前には100メートルほどのかなり長い行列ができていました[写真]。結構たくさん入った。

・プログラムより抜粋 「函館市民オーケストラの団長である村本淳一氏は私の教育大学函館分校時代の同期で一緒に音楽を学んだ仲です。私の結婚式には発起人代表をお願いし、その席には(藝大同期の)半田氏も出席してくれていたのでした。そうそう、バリトンソロの木村映之氏は私と村本氏が入学したときの優しくもとても恐かった3年生でした。まだまだ尽きませんが、このコンサートがいろいろな人達の関係で成り立っているのは明々白々です。いやー、人の繋がりって本当にすごいものですね。 大村 義美」 同感です。
コメント
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