ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】苫小牧市民管弦楽団 第27回定期演奏会

2007年09月16日 22時13分08秒 | 演奏記録
苫小牧市民管弦楽団 第27回定期演奏会
2007.9.15(土)18:30開演, 苫小牧市民会館大ホール, 入場料一般千円
ピアノ 岡本孝慈, 指揮 鈴木知己*、出雲路英淳, パート 1st Violin

ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」*
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調作品58
チャイコフスキー 三大バレエ音楽より
♪バレエ音楽「眠りの森の美女」より
1.ワルツ
♪バレエ音楽「くるみ割り人形」より
2.行進曲
3.トレパーク
4.中国の踊り
5.葦笛(あしぶえ)の踊り
6.花のワルツ
♪バレエ音楽「白鳥の湖」より
7.ニ幕の情景
8.四羽の白鳥
9.ハンガリーの踊り
10.スペインの踊り
11.ナポリの踊り
12.四幕の情景(終曲)
アンコール1 ラフマニノフ ヴォーカリーズ
アンコール2 プッチーニ トゥーランドットより 「誰も寝てはならぬ」(編曲版)

・写真:開場前のステージにて自席の譜面台に愛するコモモ人形をすえてにやけながら写真を撮る某氏。
・しばらく晴れが続いていたのに当日は残念ながら雨。久しぶりにカゼをひき体調も雨。湿度の高いせいかペグのすべりも悪く、コンマスはチューニングに苦戦。会場内が暑かったので、ステージにでる直前まで上着は着ずにいました。
・中央アジア:どうということのないメロディーなのに、そしてどうということのないピチカートの刻みなのにズレる。オケの基礎力が問われる曲。静まりかえる会場内、Vn→Fl→Ob→Clメロディ→Hrnメロディの受け渡しがキレイに響き渡りました。ここさえ決まればあとはもう……言う事なし。中間部のHrn+Trb、ハッとするようなアンサンブルでした。長くて静かな休譜中、必死にくしゃみと鼻水をこらえる。
・Pコン:なんて長いのだろう……と練習時に感じた第1楽章が、本番は短かった。また練習時にはゴチャゴチャしていてわかりづらかった箇所も、スッキリ明瞭に聴こえました。すばらしい集中力。伴奏、多少足が出た部分もありましたが、間違いなく過去一番良い出来。打ち上げは欠席したので指揮者さんの講評を聞けませんでしたが、おそらくこの曲のお陰で夜も眠れない日があったのではないでしょうか。具合が悪くところどころ気が遠くなる。3楽章、特殊な弓使いに苦戦。
・チャイコバレエ:たまには交響曲以外の物を、とのことで。当団体では過去二度目の試み。終わって初めて気がついたが12曲もあったのか。結構なボリュームです。楽譜の多さに練習時には苦労しました。四羽、冒頭Fgドソロ、痛恨のミス。眠りワルツ、曲目解説担当。
・ヴォーカリーズ:楽譜には強弱記号がかなり細かくつけらされていましたが、ほとんど無視。個人的にはもっと忠実に弾きたかったが、アンコールだから仕方がない?
・アンコール二曲目の前に団長より挨拶。現在の中央アジアの国々→カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスタンの五カ国なのだそうです。原稿も無しでよく覚えたものだと思ったら、頭の文字を取っていくと「カトウタキ(加藤タキ)」となるそうです。今年はほどほどの長さで挨拶終了。
・最近は楽譜に弓を写す習慣がなくなってしまっていたところ(覚えるor前を見る)、事情により今回は自分の楽譜を使わなければならなくなり、まっさらな楽譜で隣の奏者に迷惑かけてしまいました。反省。
・客数約850名[プログラム残部数より推計]:目測600でしたが。当てにならないものですね。咳の音が多かったような気がします。カゼが流行っているのかな。自身も打ち上げ欠席でさっさと帰宅。
コメント (5)
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