BAR KENTOS(バー ケントス)[居酒屋@ユジノサハリンスク(ロシア)]
2012.9.10(月)24:40入店(初)
注文 カクテル ?ルーブル
・ユジノサハリンスク滞在3日目夜に、いつものようにホテルの部屋で飲み会。そして二次会として「一階のバーに行ってみよう!」と誰からともなく声が挙がり、5~6名で連れだってバーを覗いてみることに。

・函館市民オケの一行が宿泊した『パノラマホテル』の一階で営業するバー。夜間にその前を通ると、店内からドッカンドッカン重低音が響いてきて、一人ではまず踏み込む勇気が出ない雰囲気です。

・妖しい赤の照明で照らされた店内は、イスやソファーの席が約10卓。奥まった場所にも別に席がありそうでしたが確認できず。漢字がプリントされたTシャツを着たお兄さんがDJをやっていました。写真はがんばって明るく写していますが、実際はほとんど真っ暗な状態です。

・メニューを見ても全てロシア語なのでチンプンカンプン。そこで、カウンターまで直接行き、棚に並ぶ酒瓶を指さしつつ、注文品についてあれこれ交渉を行いました。

・メモ帳に「MATINI」(正しくは "MARTINI")と書いて、まるでモデルさんのような女性店員に見せると、「ふむ」と分かったようなリアクションがあって出てきたのがこれ。三角形のカクテルグラスではなく、通常のグラスに氷と透明の液体が注がれています。この時点で既に怪しげですが、飲んでみると酒には違いないものの、度数はそれほど高くなく「甘ーい!」味わい。「一体なんだ、これは!?」 ロシア流のマティーニはこういう味なのか、それとも意図が通じておらずテキトーなカクテルを出されたのかは不明。後で調べてみると、マティーニと一口に言っても甘いのから辛いのまでいろいろあるようですが。

・同席の某氏注文のカルーア・ミルク。「こんなに "濃い" カルーア・ミルクは初めて飲んだ」との感想。
・各カクテルは500円前後で、日本のように席代(チャージ)も無く、会計が拍子抜けするほど安く済んだような印象が残っていますが、既にかなり酔っ払っていたので記憶が定かではありません。
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2012.9.11(火)8:15入店(2回目)
注文 モーニングセット 300ルーブル(ホテル食券使用)

・前夜の飲み会から一夜明け、こちらの店では朝食も食べられると聞き、早速行ってみました。朝の時間帯は、照明が点き、爆音BGMもなく落ち着いた雰囲気です。

・朝食のセットは10種類。備え付けの英語メニューがあったので、こちらはある程度料理の類推がつきました。今回選んだのは、メニュー中「VII.」の品。

・Russian dumplings (cabbage. potato):"dumplings" の単語が分からず、勘で選んでみましたが、お椀のフタを開けてみると、中から現れたのはギョウザ! ロシアにギョウザがあるとは驚きでしたが、地理的には中国と隣り合っているので、その影響が伝わるのも当然かもしれません。食べてみると、皮がやたらと頑丈で、日本のフニャフニャなギョウザとは全く別物の料理です。五つも食べればもう十分!という食べ応えですが、それが気前よく十個ほど入っていて、なんとか食べきったものの朝からお腹が膨れて大変でした。

・Pancakes:「パンケーキ」と聞いて、「ホットケーキ」のような物を想像しましたが、出てきたのは、日本で言うクレープの生地それそのものでした。具は入っておらず、イチゴジャムをつけていただきます。
・Tea with lemon:この他に、お湯の入ったカップとティーバッグが出てきます。ロシアでは、食後に飲むのはコーヒーよりも紅茶の方が一般的なようです。

・同席の某氏注文の "American omelet" と "Pancakes" のセット。
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2012.9.12(水)8:45入店(3回目)
注文 モーニングセット 300ルーブル(ホテル食券使用)
・ロシア滞在五日目。ロシアを発つ日の最後の朝食もこちらの店でいただきました。

・今回は、メニュー中「IX.」の品を選択。

・Pancakes stuffed with curd:クレープ生地にクリームチーズのような物が詰められています。

・Broth with egg:お椀のフタを開けてみてしばし唖然。中には半透明のスープとゆで卵が半個のみ。なんとも寂しい見た目ですが、味わい深いスープでした。

・同席の某氏注文の品。ハンバーグっぽい料理でしたが、どれを注文したものか不明。
・これにて【外食記録】ロシア編は終了。

[Canon PowerShot S100]