教室の勉強会で使用したスライドです(全76枚).1時間のレクチャーを行いました.内容としては,①アミロイドβと抗体療法の基礎,②臨床試験における効果のさまざまな解釈,③アミロイドβ抗体療法の安全性(ARIA,死亡事例,脳萎縮)について提示したあと,最後に「安全な治療を継続して行うために何が求められるか?」を議論しました.私なりに,下記のような医療者,製薬企業への提案も考えてみました.
1. 効果を実感しがたい治療を続けられる工夫を考える
2. 誤解を招く説明を行わない(図)
3. 重篤な副作用を全力で防止する
① 臨床試験に極力ならった患者選択を行う
② ApoE遺伝子検査体制の確立を促す
③ いつまで治療を継続するかの結論を出す
④ 脳萎縮症例のモニタリングと報告,注意喚起をする
レクチャー後,学生から教室メンバーまで非常に多くの質問や意見がありました.やはり治療による益と害について,治療を提供する側も受ける側も正しくこの治療について理解することが大切で,議論の前提だと思いました.そのためにこのスライドがお役に立てばと思います.
スライドへのリンク
1. 効果を実感しがたい治療を続けられる工夫を考える
2. 誤解を招く説明を行わない(図)
3. 重篤な副作用を全力で防止する
① 臨床試験に極力ならった患者選択を行う
② ApoE遺伝子検査体制の確立を促す
③ いつまで治療を継続するかの結論を出す
④ 脳萎縮症例のモニタリングと報告,注意喚起をする
レクチャー後,学生から教室メンバーまで非常に多くの質問や意見がありました.やはり治療による益と害について,治療を提供する側も受ける側も正しくこの治療について理解することが大切で,議論の前提だと思いました.そのためにこのスライドがお役に立てばと思います.
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