アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

回転途中で切り替え…♪

2015-09-18 07:44:38 | Weblog
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの最後の部分、アティチュード・デリエールでポゼ。
アティチュードする脚は内腿を落とさないように気を付けましょう。
しっかり背中を引き上げてアームスはアン・オーに。
うん…、ユキさん、ずいぶん良くなった。
あと一息だねぇ。
「あのね、これはアティチュードの脚とアン・オーのアームスの関連性のイメージ、なんだけどさ…」
右脚アティチュード・デリエール、右アームスがアン・オーのポゼを横から見てみましょう。
アティチュードの高さは低くてもいいのよ。
アン・オーの指先から上げた脚の外くるぶしまで、または爪先までが曲線を描いています。
その曲線を円周の一部と考える。
アームスを引き上げるとか背中を引き上げるときは、その円周に添って引き上げるとイメージするのよ。
ホレ、もう一度ポゼしてごらんなさい
…、うん、いいわよ
センター・レッスンでピルエットの練習。
アン・ドゥオールとアン・ドゥダーンを一つのアンシェヌマンで
右脚前5番クロワゼ→右脚ジュテ・ドゥヴァン、左脚ルルヴェ→トンベして右脚軸大きい4番→右方向にトゥール・アン・ドゥダーン→左脚前5番クロワゼ→左脚ジュテ・ドゥヴァン、右脚ルルヴェ→トンベして左脚軸大きい4番→左方向にトゥール・アン・ドゥダーン→右脚前5番クロワゼ→左脚ポワン・タンジュ・デリエール→4番プレパラシオン→左方向にトゥール・アン・ドゥオール→左脚前5番クロワゼ→右脚ポワン・タンジュ・デリエール→4番プレパラシオン→右方向にトゥール・アン・ドゥオール→右脚前5番クロワゼ
トゥールが終わる方向がどこかをしっかり認識しましょう。
ジュテ・ドゥヴァン‐ルルヴェからトンベのあと、クロワゼからハズレて横を向き過ぎないように気を付けましょう。
そして、アン・ドゥダーンは1回転+4分の1回転ですが、アン・ドゥオールは1回転+4分の3回転
「え゛…っ
いや、でないと4分の3回転だけで終わっちゃうからね、かえってコントロールしづらいのよ、マユミさん
ま、やってみれば分かる
はい、音楽でどうぞ

おぉ、そうね、ソコよね。
焦点を切り替えるタイミングだ。
起点と終点が異なるピルエットの場合は、1回転が終わったところで焦点を切り替えましょう。
「大げさにいうとね…、1回転目は通常のピルエットと同じで首を残して回転、で1回転が終わった瞬間に首を先に終点の方に向けるようにする…」
念のために見本をみせる。
「なるほどぉぉ…」
1回転の途中で、先に焦点を切り替えておくという方法でも構わないのよ、自分のやりやすい方でいいの。
ではもう一度音楽でどうぞ

「…はい、右にっ…」
「…こっち向いてっ…」
切り替えのタイミングを計って声をかけてあげる。
うん、ばらつきが少なくなってきたわね、いいわよぉ。
はい、もう一度

おし
よろしいでしょう。
グラン・ワルツの練習をしたあと、先週約束した通りポール・ドゥ・ブラとレヴェランスの新しいアンシェヌマンでレッスン終了。
ちょっと大人な感じのレヴェランス、気に入ってくれたかしら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする